第66話

💎
1,232
2022/01/10 12:00
side     あなた
















『 … んんっ 』


















目を開けると眩しかった




多分朝だろう、














『 いたっ … 』


















少し動くと体に少し痛みが




あの時のことを全て思い出した




子供を庇って自分が …




















「 、 あなた … ?? 」





















名前を呼ばれて


その方に顔を向けると

















『 きょ、恭平 … ! 』



恭平「 … あなた、 」






















手を見ると恭平は私の手を握っていて




でも、恭平の手は震えていた






















恭平「 あなたっ … 泣 」



















私は起き上がって



震えている恭平の手をもう片方の手で握った




















『 ごめんね、心配かけて … 』



恭平「 よかった、、ほんまに 泣 」

















そのまま恭平は私を抱きしめた
















next

プリ小説オーディオドラマ