第77話

episode76.
1,400
2024/10/19 14:16 更新











ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
ねぇ、あなた……
あなた
ん?どうしたの?ロン



右隣にいるロンが、何故かおろおろしながら私に話しかけてきた。



ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
僕が言うのもなんだけど…
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
もうそろそろ止めておいた方が…
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
はぁ…ったく
お前が余計な事を手紙に書いたせいだぞ
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
おい、ちゃんと聞いてるのか?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
お前に言っているんだ、ウィーズリー
ジニー・ウィーズリー
ジニー・ウィーズリー
そうよ、お兄ちゃんが気遣わせるような事手紙に書いたから……!
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
わかってるさ!!
だから今、止めてるだろ!?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
いくら朝食を抜いているとはいえ、心配だ


私の左隣に座っているドラコはロンを睨みながら私の背中をさすってくれている。




何でドラコが私を心配しているのかと言うと、私は今アップルパイをたらふく食べているのだ。

………しかも、7皿目。






そう、私とドラコは今日のお昼前にウィーズリー家に到着しハリーやハーマイオニー、ウィーズリー家の皆と久しぶりの再会を果たした。




ロンのご両親、モリーさんとアーサーさんにもご挨拶をし、心優しく私たちを迎え入れてくれた。





そして椅子に腰掛けると待ってましたと言わんばかりに、机の上には手紙に書いてあった通りの山盛りアップルパイがお皿の上に綺麗に盛られている。




私はこの為に朝食を抜いてきていたからさっそく頂いたんだけど、流石に7皿目ともなるとお腹がはち切れそう……


あなた
確かにもうお腹いっぱい…
あなた
でも〜、じゃあ…あと一皿分だけ!
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなた、本当に大丈夫?
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
僕、あと少しなら食べれそうだから半分こにする?
あなた
ほんと?じゃあ半分こにしよっか
フレッド&ジョージ
フレッド&ジョージ
あなた、僕たちもまだ食べられるぞ?
あなた
さっすがお兄さん方〜
フレッド・ウィーズリー
フレッド・ウィーズリー
なんなら食べさせてやろうか?笑
ジョージ・ウィーズリー
ジョージ・ウィーズリー
さすがフレッド、まさに今俺もそう言おうと思ってたところだ




フレッドとジョージが悪戯気な笑顔で私のお皿を自分たちの方へと引き寄せ、アップルパイをフォークで刺そうとしたその時…




ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
残念だがそれは僕の役目だ



ドラコが2人からサッとお皿とフォークを奪い、アップルパイを半分に切る。




その半分をドラコはすぐに食べ終え、残りのアップルパイを一口サイズに小さく切りフォークで刺した後、私の口へと運ぼうとした。




あなた
えっ自分で食べれるよ!?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
いいから、あなた。口を開けるんだ。



私が恥ずかしさでドラコの提案を断ろうとすると、ドラコは勝ち誇ったような顔をして早く食べるんだと催促する。




私はドラコの押しに負けて口を開けて食べた。





そんな私たちの様子を皆はニヤニヤしながら見ていた。



フレッド・ウィーズリー
フレッド・ウィーズリー
やるな〜、マルフォイ。
ジョージ・ウィーズリー
ジョージ・ウィーズリー
あのマルフォイがな。笑



フレッドとジョージはドラコをからかいながら、二階へと階段を駆け上って行った。







そのまま私がドラコに食べさせてもらってる片隅で……






ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
ねぇ、ロン。
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
ん?君もアップルパイ食べる事にした?





ジニー・ウィーズリー
ジニー・ウィーズリー
………ハリーも、食べる?
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
えっ?
ジニー・ウィーズリー
ジニー・ウィーズリー
あと少しなら、食べられるんでしょう…?












アップルパイのような甘い匂い、雰囲気に包まれていた













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