第72話

episode71.番外編(Hermione)
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2024/10/19 14:24 更新





今日は私の話をさせてね





私の名前はハーマイオニー・グレンジャー




ホグワーツの3年生で寮はグリフィンドール
そして、マグル生まれの魔女。





学校の授業はとても勉強になるし、素晴らしい友人も出来て毎日凄く充実している。





特にあなたは特別な存在で、私の親友のうちの1人よ。
初めて会ったのはホグワーツ特急の汽車に乗っている時だった。




思わず二度見してしまうくらい綺麗でおまけに性格も良くて、きっと仲良くなれるって直感で感じたの。





寮こそは別々だったけど、食事の時や休日も一緒に遊んで一緒に時間を共有してた。


もちろん、今でもね。




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あなた
実は…ドラコの事好きになっちゃったの。



2年生の時、大広間であなたが顔を真っ赤にしながらマルフォイへの想いを明かしてくれた時はあまりにも綺麗で、可愛くてとても愛しかったのを覚えてる。


きっとパンジーも同じ事を思ったはずよ?笑




正直マルフォイに対しては良い印象は無かったの。
ネビルに嫌がらせをし、ハリーにも悪態をつくし。
それに私に"穢れた血"って言ったしね。





だけどあなたが私達のために怒ってくれてマルフォイが謝罪した時は周りに居た全員が驚いたはず。






後に2人はめでたく付き合う事になった。
幸せそうに過ごしているあなたを見て、親友としてとても安心してる。





マルフォイの溺愛っぷりには驚かされたけどね。笑




そんな私にも春が来た…と言うのが正しいのかしら?
密かに想っている人がいる。




勉強や面倒くさい事が嫌いで、食いしん坊でいつも何かを頬張っている。





だけど家族愛が深くユーモアに溢れていて友情に熱い。
いつもピリピリしていた私とはまるで正反対。

ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
ハーマイオニー、お願いだ。
課題を教えてくれ……
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
……また?




そう、私はロンのことが好き。





あなたとパンジーにはとっくにバレていたようで、2人に協力してもらっていつもは着ない格好をしてみたり、メイクもしてアピールをしたり…


効果は、何となくあったような無かったような。
結局今現在まで"親友"のポジションを貫いている。




だけど早いもので今日から夏季休暇。
どうせ手紙なんか書いてもロンは返事を書いたりするタイプじゃないしなぁ、と思っていたけど
8月は皆でウィーズリー家で過ごす事になった。



表では冷静を保っているけど、心の中ではとてもワクワクしているの。






好きな人と一緒に夏を過ごせるなんて特別すぎるでしょう?








ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
ロンったら、またこんなに散らかして寝てるのね。




汽車に揺られて寝ているロンに私は呆れながら呟いた。





パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あら?その割には顔、ニヤけてるけど。笑
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あぁ、僕もそう思った。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
気のせいよ。
まったく、いつまで経っても子供なんだから。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
君みたいな秀才がウィーズリーに想いを寄せるとはな。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
な…っ!何でマルフォイが知って…
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
安心しろ、他言しない。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
それにあなたから聞いたわけじゃないから誤解するなよ。





私ってそんなに分かりやすかったかしら、なんて思っているとマルフォイは隣で寝ているあなたの髪の毛に触れながら頭にキスをしていた。






やっぱりこの2人って誰が見てもお似合いよね。
こんなにお互い想い合っているんだもの。






ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
早く想いを伝えたらどうだ。
恋人と過ごす時間は素晴らしいぞ。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
マルフォイ、本当に変わったわね…




その後も少しだけ3人で会話を続け、そのうちにマルフォイは寝てしまった。



パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
この夏にグッと距離が縮まるといいわね。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
そう上手くいくかしら?
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
きっと大丈夫よ。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あ、そういえば
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
汽車に乗る前に先生からもらったリスト
はもう見た?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あぁ、そう言えばまだ確認してないわ。



リストには新学期に用意するものが記載してある。




用意するものずらっと箇条書きにしてあり、一行ずつ目を通した。


そして最後の行にはこう記載してあった。







 

    
          "ドレス"








ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
え!これって!
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
何か素敵な行事があるようね。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
……また作戦立てましょうね?笑




私とパンジーは顔を見合わせて笑った。







今年の夏はきっと特別な夏になる。
私は胸の高鳴りを抑えながら窓から外の景色を眺めた。









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