第70話

episode69.
1,502
2024/08/03 03:32 更新
溶けそうなくらい暑い夏がやってきた。


私は今部屋でパンジーと帰省準備をしようとしている。


あなた
試験も終わったし、あとは荷造りだけね!
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あなたとは新学期まで会えないから寂しいわ。
あなた
そうだった〜〜、パンジーは家族旅行に行くんだもんね。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
お土産買ってくるわね。
夏季休暇でしばらく会えない寂しさを紛らわすかのように私はパンジーに抱きついた。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
ふふ、貴方って時々小さい子供みたいで可愛いわよね。
あなた
パンジーと2ヶ月会えないのは流石に寂しすぎるでしょ〜、
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
大丈夫よ、あなたにはドラコがいるから。笑
あなた
それはそうなんだけど…
でも明日から夏休みかぁ〜、
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
ヴィーズリー家で過ごすのは8月から?
あなた
そうなの。
クィディッチワールドカップが8月にあるからそれに合わせて行こうって!
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
じゃあ7月の一ヶ月は自宅へ帰るのね。
あなた
そうなの〜、だからドラコとも一ヶ月会えないのよ。
あなた
だから手紙をいっぱい書くつもり…!
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
ドラコ、貴方に会えない寂しさでガリガリになるんじゃない?笑
あなた
それは無いでしょ!笑
人の彼氏をネタにしないでよ。笑
荷造りなんて忘れてケラケラ笑っていると、部屋にノックの音が響いた。
あなた
…誰だろ?
私がドアをそっと開けるとドラコが立っていた。
あなた
あれ?夕食まではまだ時間あるでしょ?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
荷造りを早めに終わらせたんだ。
あなた
さすが…あ、じゃあ手伝って?笑
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あぁ。そのつもりで来たんだ。
わーい、って喜んでいたらドラコは優しく笑いながら頬にキスをしてくれた。

私はそのままドラコにぎゅうっと抱きつく。
あなた
充電、充電っと。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……あなた。
あなた
ん?なぁに?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
キスしていいか?
あなた
だめ。奥にパンジーいるから。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……まぁ、するけど。
そのままドラコから強引に腕を掴まれて私たちは唇を重ねた。
あなた
……っ!
あなた
もう、聞いた意味ないじゃん。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あなた顔真っ赤、可愛い。
あなた
うるさい〜。ほら、手伝って〜。
平常心を取り戻しながらドラコの腕を引きながら部屋の奥へと進んだ。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あら、ドラコ。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
よくキス一回で我慢できたわね。
あなた
………えっ?!いたっ
まさかのパンジーにバレていたようで動揺して机に足をぶつけてしまった。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
褒めてもらいたいくらいだ。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
ここ、私の部屋でもあるんだからね。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
まぁ明日から一ヶ月会えないんでしょう?
大目に見てあげるわよ。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
………一ヶ月、な。


ドラコは何故かイタズラ気に笑っているように見えた。
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あなた
ねぇ、ドラコ。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
ん?なんだ?
あなた
そろそろ戻らないと、
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
別にちょっとくらい大丈夫だろ。
私とドラコは今、夕食後に渡り廊下で立ち話をしていた。
あなた
明日は長旅よ?早く寝なきゃ。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
じゃあ汽車で一緒に寝ればいいだろう?
あなた
うーん、まぁそうだけど〜
ドラコの手が私の髪を撫でる。
もう、完全にドラコのペースに流されてる。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
明日から一ヶ月会えないんだぞ?
あなた
何か、態度が去年とはえらい違いね。
去年は会えないなら休暇いらないって言ってたのに。
汽車で寂しいってキスしてきたくせに。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
そうか?
あなた
何、にやにやしてんのよ。
私は拳でドラコの胸を押した。
ドラコは私の頬をむにっとつまんでくる。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あなた、明日になったらわかるさ。
あなた
……わかったわよ。
私は少しだけ背伸びをしてドラコにキスをする。
うっすら目を開けるとドラコは満足そうにしていた。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
今年はあなたの方が甘えん坊だな。
あなた
もう、うるさいっ。


私達は抱きしめ合いながら、消灯時間ギリギリまでお喋りを楽しんだ。

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