幼少期　、　良く遊んでいた男の子がいた　。

　いっつも泣いてばかりの僕を

　慰めて助けてくれた　。

　いつも　いつも　〈 大丈夫だよ 〉と

　言いながら優しく撫でてくれた　。

　よく　しょーくんとは将来の夢の話を

　していた気がする　。

　いつも僕がしょーくんはヒーローだよと

　言うと喜んでた　。

　毎日　、　毎日　泣いて　、　慰めてもらって　
　
　出会った時のことは　､､     覚えてるけど　、

　忘れてしまうほど楽しかったんだ　。

　でも　、　ある日そんな楽しい時は


　終わってしまった　。
　

　そう　、　無理やり笑っていた気がする　。　

　しょーくんが
　だいじょうぶ　、　だいじょうぶだよ
　と　、　何度も言っていたが
　泣くのに必死で僕は聞こえていなかった　。
　


　その日から引越しするまでの確か3日間　。

　僕としょーくんは一日中遊んでいた　。

　遊んでた内容なんて子供の遊びだった　。

　しょーくんが引越しする日の前の夜　、

　御兄様方が　、　教えてくれました　。

　しょーくんが引っ越す理由　、

　すなわち

























































　僕が人間じゃないと言うこと　。

　しょーくんのお母さんは知っていたんだって　。　
　でも　、　しょーくんはそんなこと知らずに　
　
　引っ越した理由も知らずに

　引っ越すんだ　。

　初めは僕も色々受け入れられなかった　。

　自分が人間じゃないこと　。

　自分のせいでしょーくんが引っ越さないと　

　行けないこと　。

　でも兄様方が　、

　それに　、　お二人揃って　、　

　、　

　しょーくんが引越しする日　。　


















































　しょーくんは初めて僕の前で泣いた　。

　しょーくんに変わって僕が

　撫でて　、　だいじょうぶだよ　

　と　、　言っていた　。　

　だが　、　僕も耐えられなかった　。

　僕も泣いてしまった　。　

　しょーくんはまたね　、　と　言っていた　。　

　もらったブレスレットは今も私の腕に

　ついている　。

　君の名前は　､､    
　
　ほ　、　ほし　

　ッ　、　、　、　

　君の腕から紫色のブレスレットが見えたのは

　気のせいだろう　。