第15話

双子と金髪の少年②
2,462
2023/03/02 13:01
 ちなみに今日頑張れば明日は休みなので


 今日の授業は寝ずにちゃんと聞こうと思っている。


 今日は一発目から魔法薬学だ。


 …最悪だ。


 というのも私は魔法薬学が大の苦手であり、
          

 いつもハーマイオニーに助けて貰っている。


 ハーマイオニー…まじでありがとう。





 そんなこんなでめちゃくちゃゆっくりご飯を


 食べていたら、もう1限目の時間が近づいてきた。


ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなた!行くわよ!
あなた
待ってハーマイオニー!
あなた
じゃあね…!ハリー、ロン!

 そう言い私は走りながら手を振る。


 全然人見知りちゃうやんと思った方もいるだろう。


 これでも私はすっごい勇気を振り絞っているのだ。
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 1限目が終わり───
あなた
あ゛ぁ゛やっとおわ゛ったぁ゛ぁぁあ
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなた!次は古代ルーン文字よ
あなた
うう
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 大広間──


 何とか全ての科目を終えた。

 
 勉強は苦手だが意外と時間は早く進むものだ。


 そんなことを考えていると


 金髪の少年が声をかけてきた。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
おい

 急に声をかけられ私は驚き、肩がびくっと


 上がってしまった。
あなた
はいぃ…

 私はそう言いながら振り向いた。
あなた
あっあの時の…

 あの時のというのは2年前この金髪の人が


 ハリーに対して僕が教えてあげようとかなんとか


 言ってハリーにバッサリ断られていた時の事だ。


 その時私は よく有名人に声をかけられるなぁ とか


 思っていたので印象に残っている。
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あの時のとはなんだ
あなた
えっ、いや、あの何でもない…です…ね
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
…そうか
あなた
(あっ意外と素直…)
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……今夜、僕と一緒にg
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなた!
あなた
えっ、あっ、ハーマイオニー!
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなた、とマルフォイ…?!
あなた
あ、マルフォイさんって言うんだ
どうしてそんなにびっくりしてるの?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
…何でもないわよ…。マルフォイなんかほっときましょ。それより私たちとご飯食べない?
あなた
え、でもなんか言って…
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
いいから!行きましょっ!
作者
ごめん、ハーマイオニー結構クズになってるかもしれん((


 ハーマイオニーが私の手を引く。
あなた
さ…さよなら!
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
っおい!待て!……、くそ、……

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 ハリーとロンが居るところに着く。
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
何してたの?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
マルフォイと話してたのよ
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
マルフォイ?!
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなたが、よ
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
マルフォイと話すことなんかあるか?
あなた
ええっと、、話しかけられて、
ハリー・ポッター
ハリー・ポッター
あのマルフォイが!
あなた
そのマルフォイさんってどんな人なの?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなたは寝てたからマルフォイがどんな奴か知らないわね
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
ハリーのことバカにしたり…ハーマイオニーのことなんか、…

 ロンはハーマイオニーのことなんか…と言い


 黙り込んでしまった。
あなた
??ハーマイオニーの事…?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
…私が言うわ。穢れた血ですって…
あなた
?!…そんなひどいこと…
あなた
そのマルフォイさんが言ったの?
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
えぇ…そうよ

 私も黙り込む。


 そんな人には見えなかったけどな…。


 ていうか何で私に声をかけてきたんだろ。


 あんまし接点なかったはず…。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなた?
あなた
あぁ…ごめん

 するとまたあの双子が声をかけてきた。
フレッド・ウィーズリー
フレッド・ウィーズリー
おぉ、あなた、俺達も一緒にいいか?

 私を挟んで座る双子。
あなた
ゔ、
ジョージ・ウィーズリー
ジョージ・ウィーズリー
今あなた、ゔ、って言わなかったか?
フレッド・ウィーズリー
フレッド・ウィーズリー
ジョージ、あなたに限ってそんなこと言うと思うか?
フレッド・ウィーズリー
フレッド・ウィーズリー
なーあなたー

 そう言うとまた私の頭をワシャワシャと撫でる。
あなた
(⑉・̆-・̆⑉)
 私は口を一直線に結び


 眉間に少しのしわを寄せる。
フレジョ
フレジョ
(可愛いな~♡)
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
みんなお腹すいてないの?僕、お腹ペコペコだ
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
そうね、早く食べましょ

 ロンは両手にチキンを持って🍗‪


 むしゃむしゃと食べ始めた。


 私はまた双子に撫でられ


 何故か落ち着かなかったので私も


 ロンに負けじとむしゃむしゃと食べ始めた。
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あら、あなたもお腹空いてたのね?

 ハーマイオニーはいつもの私の食欲ではない


 と気づいたのか少し不思議そうに聞いた。
あなた
う(うん、と言いたかった)

 私はほっぺにローストビーフを


 ぱんぱんに詰め込んだまま言った。











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 ドラコside


 あなたはいつもウィーズリーとばかり居る。


 …っ…そのせいで


 あなたにろくに声もかけられないじゃないか。


 僕だってあなたと…たっ、たくさん話したいし


 僕だって、男として見られたいのに、、。

パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
──ラコ?
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
─ドラコ?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
あ、あぁ…
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
なっ、なんだ、パンジー
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
またぼーっとしてるわよ?
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
またあなたの事?
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
……
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
そんなに好きなら話しかけたらいいじゃない
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
まさか、
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
あいつらが怖いの?笑
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
まさか、僕がウィーズリー達を怖い?笑

 そう言いながらも


 ドラコの顔は少しこわばっていた。
パンジー・パーキンソン
パンジー・パーキンソン
明日、誘ってみたら?朝食に
ドラコ・マルフォイ
ドラコ・マルフォイ
…そうだな

 今度こそちゃんとあなたを振り向かせてやる


 と心に決めたドラコだった。
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作者
こんにちは!(こんばんは?おはようございます?)
お知らせです!📢
テスト期間に入るので小説少しの間更新できなくなります
気長にお待ち頂けるとありがたいです🙇🏻‍♀️

はい、お知らせでした!
この小説の話に戻りますがあなたさああああん!魔法薬学が大の苦手って言ってますけどもおおお実際全部にがt((
申し訳ございませんでした

次のお話はドラコ・マルフォイ(めっちゃ発音良く)ふぉいふぉいがあなたちゃんを朝食に誘うらしいです
お楽しみに!(言ってみたかっただけ)

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