【説明後・・・。】
友達の体を揺らし起こす名作。それを見つめる影花は『ニンマリ』と笑う。
【放課後】
屋上に来た愛蘭。
空を見上げると、『宙に浮いた人』がタカのように飛んできた。
スタッ・・・
愛蘭の目の前に降りて来た。
愛蘭が前、通っていた学校の先生。
自分の担任の先生・『虹乃みずき先生』だった。
心配な顔で、みずきを見つめる愛蘭。
下を向く愛蘭。
【次の日】~8年C組・教室内~
突然、右手の甲を苦しいそうに押さえた。
右手の甲を見せた。
名作の右手の甲には・・・。
星形の
桃色の
模様があった・・・。
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!!
廊下に響く『走る音』
息を切らしながら、走る愛蘭
ガシャン!!!!
教室のドアが激しく開いた
【名作くん達・説明中・・・】
【愛蘭・説明中・・・】
名作達を隠れ見る影花。
フラフラし始め、
バタッ!!
倒れた。
愛蘭は息を飲んだ。
竜宮神・・・? 五虹星・・・?
影花の言葉は・・・・・・・・・
何なのか・・・・・・・・・・・・?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!