やっとだね(笑)

しかも十二鬼月に初遭遇だもんね？

うん
十二鬼月についてはどれぐらい知ってる？？

じゃあ上弦と下弦の見分けは分かる？？

うん
あのね、下弦の鬼は片目に｢下 ○｣って刻まれてるんだけど、
上弦は両目に刻まれてるのよ
｢上弦｣と｢数字｣に別れてね
だからこの間の遊郭の時にいた上弦の陸は両目に刻まれてたはずだよ

あとこれは煉獄さんのお父さんから聞いた話なんだけど
下弦の鬼はよく入れ替わるけど上弦の鬼はここ100年以上入れ替わっていなくて上弦の鬼一体で柱三人分の強さがあるって言ってたの
だからあの時もう1人柱がいたらもっと簡単に倒せたのかなぁって

うん

私もあれしきで負ける訳にはいかなかったからね、
煉獄さんの敵はもっと上だもん

｢上弦の参｣の｢猗窩座｣という鬼だよ
会ったことないけど次会ったら絶対負けない

うん
煉獄さんみたいに沢山沢山努力してどんな体制からでも技を出せるようにしないとね

いやまだまだだよ、
力が乗り切らないもん
たまに煉獄さんの所に稽古つけて貰いに行ってる

やっぱ責任重いからね、

あの時みたいに一般隊士の皆が怪我だらけとかで動けない時に私達柱が盾となって代わりに鬼を倒したりだとか
少しでも多くの人の命を救う使命があるから
それに、
柱の皆はやっぱり誰よりもこの世の平和を祈ってる気持ちが強い人たちの集まりだと思ってる

癖の強い人達が多いし、実弥さんと冨岡さんのふたりは顔合わせる度に喧嘩しそうになったりしてるけど根は優しいし
皆鬼を少しでも多く早く倒そうとしてるからこそ努力は怠らないし、一般隊士には厳しくしちゃうし恐れられちゃうと思うんだ
私もその考えには賛成だし反対はしないよ

うん
この羽織も元々着てたやつだけどキラキラする糸を追加で刺繍してもらったみたいでさ
あの時自分の目に入った羽織がキラキラしてたの
まるで無一郎くんに｢大丈夫だよ｣って言われてるみたいだった

ありがと！

えー、なら私食べたい！

やったぁ！！

どういたしまして！
ここオシャレでよかったでしょ？

でも見つけたのは実弥さんだよ？(笑)
1人ではいるのは気まずいからって事で二人で来たんだ！

うん
おはぎ大好きだよ！
この前お祭りの時はおはぎアイス食べてた！

疲れた時は食べたくなるものだからねー