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第73話

72
さらに数日後





あなた

35.......36.......

少しずつ体を動かしはじめた。




柱に戻ろう、と
柱の皆に戻っておいでって言われたから。





けど、未だ時透さんと会う勇気は出ていない。





不死川実弥
お、やってんじゃねェか
あなた

実弥さんっ!

汗を拭いて実弥さんの元に駆け寄った。



あなた

任務帰り?

不死川実弥
おう
あなた

その手に持ってるのは.......?

不死川実弥
ん?おはぎだ
あなた

おはぎ!!私のですね!ごちそうさまです!!

ひゃっほう!と喜ぶと
不死川実弥
誰があなたのって言ったァ
俺のだ
あなた

ひっど!!
可愛い可愛い妹にくれないとか酷い!!

不死川実弥
二つ買ってきてる
一つくれてやるから機嫌直せェ
あなた

やったー!!!

ルンルンでお茶を入れに台所に向かった。




実弥さんとはこの関係に戻ってからも今まで通り何も変わらない。



むき出しの筋肉突っつくし抱きつくし。


実弥さんは私の頬っぺむにむにしてくるしガキンチョ扱いしてくるし。




お茶を入れて縁側に行くといつの間にか宇髄さんもいた。
宇髄天元
よっ!
あなた

なんでいるんですか

宇髄天元
何となく!!
あなた

別にいいですけどね

とりあえず2人にお茶を入れ、湯呑みをもうひとつ取りに行って私の分も入れた。



不死川実弥
あなたはここなァ
あなた

はーい

恒例となった実弥さんのお膝に座った。
宇髄天元
お前らなんなんだよ.......
別れてんだろ.......
不死川実弥
あ?だから何だってんだよォ
あなた

あれじゃない?
仲のいい兄妹に嫉妬してるんだよ

不死川実弥
だな
宇髄天元
あなた、天元兄ちゃんのとこに来い
あなた

やだ

不死川実弥
実弥兄ちゃんの方がいいもんなァ?
あなた

うん

おはぎをもぐもぐしながらそんな会話をしていると







ドンドン





と、門を叩く音が。
宇髄天元
ん?誰か来たな
見てきてやるよ
あなた

ありがとうございまーす

不死川実弥
そのまま帰れェ
宇髄天元
酷くね
宇髄さんはそれでも見に行ってくれた。






直ぐに戻ってきて気まずそうに
宇髄天元
時透来てんだけど.......
あなた

あー.......

ぽり、と頬をかいた。




実弥さんを見ると
不死川実弥
そろそろ話ししてやったらどうだァ
あなた

でも、

宇髄天元
怖いってんなら俺らついててやろうか?
あなた

.......お願いしてもいい?
まだちょっと怖いというか、

宇髄天元
おう
んじゃ呼んでくる
宇髄さんはそういってまた玄関へと向かった。




カタカタ震え出した。





あなた

(抑えなきゃ、)

そう思っても収まらない。





不死川実弥
.......大丈夫だ
俺や宇髄がそばにいる
時透だって酷いやつじゃねェ
あなた

うん、分かってるんだけど、

拳をきゅ、と握った。





その時、





時透無一郎
あなたっ.......!!
あなた

あ.......

時透さんが走ってやってきた。



けど、
あなた

ガチガチガチガチ

歯までガチガチと震えて鳴り始めてしまった。




「買いかぶりすぎていた」


「二度と話しかけないで」





あの時の冷たい声、無表情を思い出してしまった。



不死川実弥
あなた、大丈夫.......大丈夫だからなァ.......
あなた

やだ.......こわ、い.......

時透無一郎
ごめん、本当にごめんっ.......!
私に触れようとしたその手が怖くてビクッ!!としてしまった。
あなた

っ.......

時透無一郎
ごめんなさい、どうか許して欲しいんだ
前みたいに色んな話をしたい
僕にいろんな事教えてよ
不死川実弥
.......
実弥さんが横抱きにしている私の太ももを安心させるように手で


とん.......とん.......としてくれる。




少し、落ち着いてきた。
時透無一郎
手紙、読んでくれた?
あなた

コクリ

時透無一郎
友達からでいいから、
お願い、またいろんな話がしたい
あなた

でも、

時透無一郎
あの時は酷いことを言ってごめんなさい
手紙にも書いたけど
尊敬していた人がいきなり炎柱じゃなくなった
そう言われたらああなってしまうのだって仕方ない事なんだってあとから気づいたんだ
僕は馬鹿だった、子供すぎた
羽織を、お守りを突き返されてから、ううん
その前からずっと後悔してた
辛い思いをしている時こそ支えてあげなきゃいけなかったのに僕は馬鹿だったから突き放してしまった
不死川さんみたいにあなたのそばにいてあげなきゃいけなかったっていうのに
時透無一郎
話しかけないでなんて、買いかぶりすぎていたなんて言ってごめん
撤回するから、
だからまた、
涙を浮かべながら
時透無一郎
また僕の事名前で呼んでよっ.......
苗字でなんて呼ばないでよ、
お願いだ.......!
そう言った。





あなた

.......いいの?
嫌いじゃ、ない?

時透無一郎
いいに決まってる!!
嫌いになんてなるものか!
一目見たときからずっとあなたの事が好きだ!!
あなた

!?/////

ボンッ!!と顔が真っ赤になった。



時透無一郎
不死川さんと付き合うのなんてやめてよ
友達からスタートして直ぐに僕なしじゃいられないくらい好きにさせてみるから、
あなた

(あれ、知らない、の.......?)

実弥さんと宇髄さんの顔を見ると気まずそうに顔を背けた。



時透無一郎
.......あなた?
あなた

.......えーっと、知らされてない?

時透無一郎
え??何が??
あなた

あー.......やっぱり、