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第85話

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無一郎くんと買ってきた物を食べ終わったあたりで
宇髄天元
そろそろ花火だな!
って宇髄さんが言った。



無一郎くんは
時透無一郎
じゃ、あなた行こ?
あなた

う、うん、

クイッと腕を掴まれ、立ち上がらされた。




お姉ちゃんと伊黒さんは
甘露寺蜜璃
行ってらっしゃい♡
伊黒小芭内
こちらに戻ってこずともいいぞ
って。



けど他の柱達は
冨岡義勇
.......なぜ離れる
不死川実弥
これから花火だぜェ?
って、不思議がっている。


無一郎くんはムスッとした表情で
時透無一郎
僕はあなたと二人きりで花火見るの
取っておきのスポットがあるんだから!
邪魔しないでよね.......ほら、行こ?
あなた

う、うん、
えと、じゃあ皆さんまた!!

そう言ってその場から離れ、どんどん人気のない方へと向かった。




出店がある参道から外れ、林の中へと入る。




ある1本の気の前に立ち止まったかと思うとヒョイッとお姫様抱っこをされ、木の上に移動した。



おおきな木の上の方の丈夫そうな枝の所に座らせてくれて無一郎くんもその隣に座った。



私は幹と無一郎くんに挟まれているし、枝自体も大きいから安定してる。



時透無一郎
ここね、花火が綺麗に見えるんだ
去年は任務帰りだったんだけど綺麗に見えたのを思い出してさ
あなた

そうなんだ.......

2人きり、というこの状況にドキドキしてくる。



顔が赤くなっていないか、とか
沢山食べちゃってたけど口周り汚れてないかな、とか考えていると
時透無一郎
ねぇ、
あなた

ひゃいっ!

突然話しかけられ、無一郎くんを見るとすごく真剣な顔。


目が離せなかった。
時透無一郎
その浴衣、僕のためにそれを選んだの?
あなた

う、うん.......
1番お気に入りだし、可愛いかなって
髪飾りは前伊黒さんがくれたやつなんだけど.......

時透無一郎
ふぅん.......
ほんっと、可愛い.......
ね、あなた、
あなた

なぁに?




そこで、















ヒュルルルルルルル..............ドォォンッ!!





パラパラパラパラ.......







と、花火が上がり始めた。






ぱっ、とそっちを見て
あなた

花火だぁ.......!
綺麗.......!

時透無一郎
だめ、今は僕だけを見てよ
あなた

ひぇっ/////

顔を無一郎くんの方に無理矢理向かされ、
時透無一郎
僕.......




ドォォンッ!!



ドォォンッ!!






パラパラパラパラ.......







花火の音が大きかった。





少し聞き取りづらかったけれど、しっかり聞こえた。








「僕、あなたのことが大好きなんだ。付き合ってよ」




って。




あなた

っ.......

真剣な瞳に、顔に、かっこいいその浴衣にずっとドキドキしていたのに




さらにドキドキした。




時透無一郎
ねぇ、返事してよ?
僕と付き合ってくれる??















そんなの、決まってる。









あなた

.......はいっ!
私も、ずっと、一目見たときから好きでした!

今できる、精一杯の笑顔でそう答えた。



無一郎くんは
時透無一郎
なんだ.......お互い一目惚れだったの......./////
あなた

えへへ/////
お姉ちゃんも、伊黒さんも実弥さんも私の気持ちは知ってたんだよ?

時透無一郎
なにそれ.......
もー......./////


少し面白くなさそうにしている無一郎くん。




時透無一郎
ま、いいよ
これであなたは僕の恋人だもん
.......ね、口付け、していい?
顎をくいっ、と少し上げられて私を熱の篭った目で見つめる。



コクリ、と頷けば顔が近づいてきて目を閉じ、直ぐに







ちゅ、






と唇同士が触れ合った。













大好きな人との口付けがこんなに幸せなものだとは思わなかった。






何度か触れるだけの口付けをしてやっと離れていったかと思うと
時透無一郎
だめだ、これ以上は止まらなくなる......./////
あなた

あう......./////

時透無一郎
もう、ここに触れていいのは僕だけだからね?
無一郎くんの人差し指でふにゅん、と私の唇を触れた。




あなた

うん、無一郎くんも、ね?

時透無一郎
うん、約束、ね?
あなた

うん!




いつの間にか花火は終わっていて、木から降りて参道を歩く。




まだ終わった直後だったようで帰る人が多かった。




帰り道におはぎアイスを売ってるのを見つけ、無一郎くんが買ってくれた。



二人で食べ、
あなた

美味しいね!

時透無一郎
ね!
なんて微笑みあって、しっかり恋人繋ぎをしながら帰った。