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第17話

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もうお互いの息が分かるほどの距離で。




もう私の顔もびっくりするくらい真っ赤なはず。



時透無一郎
……ね、言いたくないの?
それとも、口付けされたいの?
あなた

あ……う……/////

頭がだんだんグルグルして訳が分からなくなってくる。



時透無一郎
……言わないなら、お望み通りシちゃおうか?
あなた

(な、何を!?!?!?)

もう怖いだとか恥ずかしいとか全てごちゃごちゃになって目をギュッ、と瞑った。





口付けされる、その時
甘露寺蜜璃
ただいまーっ!
お姉ちゃんが帰ってきたのだ。





霞柱様はピタリ、と止まった。



甘露寺蜜璃
あなたちゃーん?
トテトテと可愛らしい足音が聞こえる。



時透無一郎
……まだ帰ってこなくてよかったのに
少し悔しそうに霞柱様は言って離れるかと思ったら、





ちゅっ





と私の口の真横に口付けをして離れた。
あなた

!?!?!?!?

もう訳が分からなくなって意識を飛ばしてしまった。








時透無一郎side
時透無一郎
かーわいっ♡
……あれ、あなた?
少しあなたをからかって口の横に口付けをすると真っ赤だった顔をさらに赤くしている。




反応がなくなったな、なんて思ったら意識を飛ばしている。



時透無一郎
あなたー?おーい……


昼間不死川さんと美味しそうに団子を食べているのがなんだかモヤモヤしてそこに割り込んだ。



不死川さんも何だか楽しそうだったしあなたも楽しそうだった。



全く知らない人が見たらお似合いの恋人に見えてもおかしくない。



不死川さんは身長もあるし自他共に認める厳しい人だけれど優しい人だ。


あなたは僕より身長は小さいけれどすごく努力家だし中々強いと思うし可愛いし……
僕より一つ上だし、、



自分の恋仲でもないというのにどうしてここまであなたに対してモヤモヤするのか全く分からない。



時透無一郎
……僕のものになれば、いいのに
意識を失ったあなたの頬をなぞり、そう呟いた。




そこで
甘露寺蜜璃
あなたちゃーん?
……あら!時透くんこんにちは!
時透無一郎
甘露寺さん……こんにちは、
甘露寺蜜璃
あなたちゃんは……あらっ!
壁にもたれかかって眠っているあなたを見つけたのか甘露寺さんは小走りで近寄ってきて、
甘露寺蜜璃
あなたちゃん何かあったの?
時透無一郎
んー……ちょっと、ね
口の真横に口付けして意識を飛ばしたなんて言ったら面倒なことになるなんて分かってたから誤魔化した。







甘露寺蜜璃
特に怪我とかじゃない……よね?
時透無一郎
うん、少し寝かせておけば大丈夫だと思う
甘露寺蜜璃
そうしたらお部屋で寝かせてあげなくちゃ!
時透くんあなたちゃんをお部屋まで運んであげてくれない?
時透無一郎
え、僕いいの?
甘露寺蜜璃
ええ!
気を失ったままのあなたをお姫様抱っこして甘露寺さんについて行って部屋に運び、布団に寝かせた。


時透無一郎
あ、そういえばあなたが持ってきてくれたお茶……
甘露寺蜜璃
こっちに持ってこようか?
時透無一郎
ううん、僕取りに行くよ
甘露寺蜜璃
いいのいいの!
時透くんはここに居て!
そう言うと甘露寺さんはルンルンしながら部屋を出ていき、お茶を取りに行った。




部屋に2人きりとなり、すやすやと眠るあなた。



時透無一郎
……

もうすぐあなたと初めて会ってから2年近くになるだろうか?



初めてこの家であなたと出会ってからずっと頭からあなたのことが離れない。


僕があげた羽織を大事に着てくれるし、僕を見かければちゃんと話しかけてくれるし。



時透無一郎
(なんでこんなに君の事が気になるんだ?)


僕のことを認めてくれた御館様、鬼殺以外はどうでもよかったはずなのに



なぜあなたの事がこんなに気になるんだ?




僕以外の異性といるのがどうしてこんなにモヤモヤするんだ?



別にあなたと恋仲でもないのに



あなたに好いている人がいるって聞いた瞬間、僕であって欲しいと、
他の人ていて欲しくないと願ったのはなんで??


不死川さんの名前を出した時、びっくりしていたのはなんで?


もし恋人がもういるとしても何もおかしくない。




だってあなたは可愛いもん。




不死川さんでも、煉獄さんが恋人でも何もおかしくない。



否定する事なんて出来ない。




時透無一郎
……この気持ちは、何なんだろうね



ねぇ、教えてよあなた……。











時透無一郎side終了