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第26話

25
風柱様と街に向かって歩き出す。



隣を歩くのは良くないかと思って少し後ろを歩いているとピタリ、と風柱様が歩みを止めて
不死川実弥
なんで隣じゃねェんだよ
あなた

そんな、風柱様のお隣だなんて恐れ多いです!!

くるっとこちらを振り返って私に歩み寄り、壁に押しやられる。
不死川実弥
今は逢引きなんだけど?
風柱様なんて呼ぶんじゃねェ
あなた

えっ.......そしたらなんて呼べば.......

風柱様は私の耳元で
不死川実弥
.......実弥って名前で呼べ
あなた

!?

すごく意地悪そうな笑みを浮かべて私を見てくる。
不死川実弥
別にこれから先呼べってわけじゃねェ
今日だけだァ
あなた

で、でででも!!

不死川実弥
逢引きしてるってのに俺だけ名前で呼ぶなんて面白くねェだろ
あなた

立場が上の方にそんな、

不死川実弥
だァかァらァ.......
今は鬼殺隊抜きの逢引きだって言ってんだろォ
あなた

.......今日だけですからね

不死川実弥
おう
あなた

.......実弥さん

不死川実弥
おう.......「あなた」
あなた

うう/////
恋仲でもないのにぃぃ......./////

不死川実弥
ほら行くぞォ
ぎゅう.......と私の手を握り、歩き出した風柱様...いや実弥さん。




お姉ちゃんよりも大きい手で
傷だらけだしゴツゴツした男の人の手!って感じなんだけど痛くないしむしろ安心する。






不死川実弥side






何とかあなたに今日限定だが名前で呼ばせることに成功した。




頬を赤らめながら言うその姿は誰にも見せたくねェ。



髪飾りだって伊黒が買ったことに納得は行かねぇが似合ってるし着物だって髪型だって年上の俺に合わせようと無理のない程度に大人っぽく見せている。




俺と20cm以上身長差があるからか普段の速度で歩くとこいつが大変だから少しゆっくり歩く。




はぐれないようにと手を握ったが刀を握っているタコがあるからか少し硬い以外は女らしい柔らかさである。



不死川実弥
.......
なんでこんなに6歳も年の離れた奴を好きになっちまったんだろうなァ




この恋心は気付きたくなかったのに。





ま、気づいたのもこの間のあなたが相談にうちに来た時なんだけど。




男と二人きりになるのに警戒心はなく、俺以外の男の話しかしてこねェ。



あなたは時透の事しか頭にねぇんだ。



分かってる。
俺ではだめだって。



不死川実弥
(だけど.......今日1日くらいは)






























恋人気分でいさせてくれ。














不死川実弥side終了




本人視点に戻ります
実弥さんと手を繋いで街に着いた。



あなた

どんな甘味処からですか?

不死川実弥
んーまずはとりあえず最近開店したばかりの店だなァ
洋菓子もあるらしいぞォ
あなた

えっ!
ぱんけえきとかありますかね?

不死川実弥
なんだそれ
あなた

お姉ちゃんがたまに焼いてくれるふわっふわの洋菓子です!
蜂蜜かけて食べると美味しいんですよぉ.......

不死川実弥
あったらいいなァ
予定は3店舗くらい行くから最初から飛ばすなよ?
あなた

はーい!

もう手を繋ぐ恥ずかしさも消えてその甘味処に向かって歩く実弥さんの隣を歩いていく。




着物だからということもあって普段の隊服とはまた違ったかっこよさの実弥さん。



.......霞柱様も着物来たらかっこいいのかなぁ




なんて考えた。
あなた

(だめだめ!今は実弥さんといるんだもん!何よりぱんけえきあるか楽しみ!!)

ルンルン歩いて到着したのは出来たばかりだからか行列ができていた。

まだ10時過ぎだと言うのに。



店員さん
並んでお待ちくださいね!
不死川実弥
はい
あなた

はーい!

甘い香りが漂ってきて、
あなた

実弥さんっ!甘い香りがしてきますね!

不死川実弥
だな
並んでるってこたァかなり美味いってことだろうからなァ
あなた

楽しみですね!

不死川実弥
おう