無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第5話

4

2日後、
甘露寺蜜璃
忘れ物ない?
あなた

うん

甘露寺蜜璃
刀は私が炎の呼吸を少し教わっていた時のだから炎の呼吸が使えるはずよ!
あなた

ありがとう

甘露寺蜜璃
……必ず生きて帰ってきてね
すごく心配そうな顔をして抱きしめてくれる。




抱き締め返して、
あなた

必ず帰って来るよ、お姉ちゃんも、煉獄さんも霞柱様も応援してくれてるもの
それに私は恋柱の継子よ
負けるわけないもの

甘露寺蜜璃
そ、そうよね!
さあ胸を張って行ってらっしゃい!
あなた

うん!行ってきます!!




甘露寺邸を出て試験会場となる藤襲山へと向かう。





人が沢山集まっていて、これからの試験を心待ちにしていた者、怯えている者と様々である。




輝利哉様
それでは皆様
くいな様
行ってらっしゃいませ
あなた

よし……!
行くか!

気合を入れて山へと入った。






1日目、2日目は全く鬼に遭遇しなかった。
真っ先に朝日が当たる東側へと向かった。
鬼は陽の光が弱点だから。



少しでも傷つかずに帰りたい。




3日目



げへへ、女、だァ……!
あなた

あれが、鬼……

日輪刀に手を添える。



教わった呼吸をして集中力を上げていく。




あなた

シィィィィ……

恐れをなして動けないようだな!!


鬼の動きをよく見てここだ!という所で
あなた

炎の呼吸……壱ノ型 不知火!

ぎゃっ!!
あなた

ひっ、ほ、本当に消えてった……

頸を切り落とされた鬼はボロボロと崩れ、消えていく。



ここは人をあまり食ってない鬼がいると聞いている。



お姉ちゃん達はもっともっと強い鬼を倒している。



あなた

私だって……!



負けたくない。




お姉ちゃんたちと肩を並べて戦いたい。





お姉ちゃんと同じような体質を持つ私には、居場所はここにしかないから。


最終日。
あとはこの一晩で終わる。




あなた

(痛た……)



この最終日を迎えるまでに6体の鬼と遭遇、勝利してきた。



クフフ……
美味そうだなぁ……
あなた

シィィィィ……

ここにいる間、なるべく「全集中・常中」を心がけていた。




一応初日からずっとできていると思う。



あなた

(こいつを、倒す……!)

霞柱様から頂いたお守りを服の上から握りしめる。




時透無一郎
勝てるよ
そう言われている気がする。




あなた

……

大丈夫。



勝てる。




疲れてるんだな?
いいぜ、俺は優しいからな!痛まないように直ぐに殺してやるよ、クフフ……
あなた

全集中……炎の呼吸 肆ノ型 盛炎のうねり

グンッ!と踏み込んで斬りあげる。



っ!?
あなた

(まだ、浅い)

あなた

壱ノ型 不知火

ぎゃっ!!
今度こそ頸を斬った。



血を払い、鞘にしまう。




頬を斬ってしまったがどうってことないだろう。



鬼殺隊に入ればこんなの日常茶飯事だ。


鬼にびっくりしてコケた傷もあるしこの頬の傷、足にも傷を負った。




けれど、胸元にあるこのお守りだけは傷をつけていない。



あなた

霞柱様、必ず……!




帰ります、そう言おうとした時朝日が出てきた。






これ程朝日を待ち望んだことは無い。






ゾクゾクとした。




あなた

やっと……!





7日間生き残ったのだ。



合計討伐数は7。
多いか少ないかはわからない。



けれど
「死なず」に生き残った。



それがとても嬉しかった。
その後藤の花が咲き狂っている所に戻り、玉鋼を選び手の甲になんか筆でこちょこちょされ、隊服の採寸をした。


後日届くらしい。




生き残ったのは私含め3人。




始まる時は20人ほどいたのだが。
花咲 克哉
なあ、
あなた

はい?

花咲 克哉
3人だけが生き残ったんだ、
仲良くしようぜ!
山代 拓海
いいな!
君もいいだろ?
あなた

うん!名前教えてよ!
私甘露寺あなた!

花咲 克哉
俺は花咲克哉
山代 拓海
俺は山代拓海!
あなた

克哉に拓海ね!よろしく!

山代 拓海
なああなた、もし違ったら悪いんだけど、
あなた

何?

山代 拓海
もしかして姉妹にさ、柱いねぇ?
山代 拓海
俺何度か育手に今の柱の事聞いてるんだ
それで同じ名字の柱がいるから……
確か恋柱、だったか?
あなた

うん、それ私のお姉ちゃんだよ!

花咲 克哉
えっ!?
まさか、
あなた

うん、恋柱の継子だよ!
あと炎柱様にも稽古つけてもらってる!

山代 拓海
まじかよ……
すげえ……
花咲 克哉
修行してどれくらいなんだ?
あなた

1年くらいかな、

山代 拓海
俺なんて2年だぞ……
花咲 克哉
俺も……
山代 拓海
戦ってる所見てねぇけど絶対強いじゃん……
花咲 克哉
それな
あなた

まだ弱いよ……(笑)
ほら、そろそろ帰ろ?
お姉ちゃんと炎柱様、あと霞柱様に帰ってきた報告しないといけないの

花咲 克哉
霞柱様??なんで??
2人とも不思議そうにしているので胸元からお守りを取り出して、
あなた

最終戦別の2日前に稽古をつけてくださった時に普段身につけているこのお守りをくださったの
これに傷1つつけずに帰ってこいって言われて

ぎゅう……と握りしめる。
山代 拓海
柱と知り合い多いな……
花咲 克哉
次会ったらなんか恐れ多くて話しかけられなさそう
あなた

えっ!?
なんでよ!話しかけてよ……!

涙を浮かべると、
花咲 克哉
わ、わかったわかった!
仲良くしよう!な!!
山代 拓海
女の子泣かせたー(笑)
花咲 克哉
うるせぇな!!