無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第46話

45
あなた

ゼェッ.......ゼェ.......

上手く息ができない。





心臓がバクバクしていて酸素を欲しているのに、
あなた

カヒュッ.......ヒュッ.......

不死川実弥
あなた!!
風柱様もとっくに下弦の伍を斬っていて私のところに来てくれた。
不死川実弥
よく頑張ったなァ
もう近くに鬼はいない
あなた

ヒュッ.......ヒュッ.......

不死川実弥
大丈夫だ
落ち着け.......
ぎゅう、と抱き寄せてくれて背中をトントンしてくれる。



少しずつ落ち着いてきておよそ5分後、
あなた

ふぅ.......ふぅ.......

と、少しずつ息ができるようになってきた。




けれど、疲れもあるし出血のせいもあったのか



あなた

.......



意識を飛ばしてしまった。








不死川実弥side






下弦の陸を倒したあなたは慣れない型を使ったからか過呼吸を起こしてしまった。




落ち着かせようと抱き寄せて背中をトントンして
不死川実弥
大丈夫だ.......
と、何回も繰り返し言ってやると落ち着いてきたが五体いたらしい鬼の相手をした時の出血等からか



意識を飛ばした。




不死川実弥
.......
蝶屋敷に運ぶか.......と決めてあなたを抱き上げると



麻耶
あ、あの!!
不死川実弥
ア?
菊葉
さ、実弥さんですよね!?
以前街で会った娘達だった。
麻耶
助けてくださってありがとうございますっ
あの、あなたちゃんは
不死川実弥
ただ気を失ってるだけだァ
もう気を使うのも疲れたからそのまま話を続ける。
不死川実弥
あなたがお前らを庇ってたのかァ?
菊葉
は、はい.......
不死川実弥
そうか
こいつは今から治療を受けさせるゥ
菊葉
お見舞いには、
不死川実弥
ダメだな
鬼殺隊専門の所だからな
一般人に入らせる訳には行かねェ
麻耶
でも、あなたちゃんの友達なんです!!
菊葉
あなたちゃんが来なかったら私たちはとっくに死んでました!!
お願いします!!どうか!!
不死川実弥
.......
あなた

う.......

あなたが声を上げたと思ったらさっきより顔色が悪い。



すぐにでも蝶屋敷へと連れていかないといけない。




御館様には俺から言っておくかァ.......
めんどくせぇけど。
不死川実弥
.......はァ
仕方ねェ
上のお方に許可を取ることができたら文を鎹烏で飛ばす
場所もその時に教えるから大人しく待ってろォ
菊葉
はいっ!
麻耶
あの、この羽織を、
不死川実弥
あなたのか
受け取っておく
麻耶だったか、
娘からあなたの羽織を受け取り、その場から姿を消して急いで蝶屋敷へと向かった。












胡蝶に診せると貧血を起こしてはいるが命に別状はないと言う。




まあ左腕を骨折、
背中を強くうちつけたのか筋を少しやっちまったみたいだが治れば隊士としてまた戻れるらしい。





俺は翌日本部へと向かい、
不死川実弥
御館様、風柱 不死川実弥です
少々よろしいでしょうか
産屋敷耀哉
入っておいで
不死川実弥
失礼します



御館様のいる部屋へと入り



産屋敷耀哉
どうしたんだい?
不死川実弥
昨日、甘露寺あなた隊士の救援に入った時の事について相談がありまして.......
産屋敷耀哉
不死川実弥
十二鬼月が2体、雑魚鬼が三体出ていたそうです
俺が来た時には十二鬼月だけとなっておりました
その村で襲われそうになっていたのがあなた隊士の友人2人でした
産屋敷耀哉
助けられたんだろう?
不死川実弥
はい
傷一つつけることなく
不死川実弥
しかしあなた隊士は怪我をして今現在蝶屋敷へと入院させております
その旨を彼女たちに伝えた際にあなた隊士の見舞いに来たいと言っておりまして.......
蝶屋敷へは一般人の進入を禁止しているものではありますがどうか彼女たちだけでも一時的に許可をいただけないかと
産屋敷耀哉
.......あなたの大切な友達なんだね?
不死川実弥
ええ
産屋敷耀哉
いいよ
あなたが退院するまでの間、蝶屋敷へ入ることを許可しよう
不死川実弥
ありがとうございます
産屋敷耀哉
ただししのぶにも伝えておいてくれるかい?
不死川実弥
御意





本部から出た後、どちらに返事をするか悩んだが菊葉とやらの方に出すことにした。




蝶屋敷の場所とあなたが退院するまでの限定であることも記して。








あと胡蝶にもそのうちあなたの友達である一般人二人が行くかもしれないという文も飛ばした。
不死川実弥
(近くにいたのが俺でよかった)
丙ではあるが十二鬼月を倒したとなればさらに上がるだろう。




しかも炎の呼吸の奥義である「煉獄」を使っていた。




煉獄から聞いていた話だとまだ禄に使えたものでは無いと聞いていたが.......



不死川実弥
友達の為.......か




友達の命の危機に晒されていたことからいつもより集中して出来たのだろう。






不死川実弥
ガキんちょ扱いもそろそろ卒業だな



そう呟いて任務に向かった。







不死川実弥side終了