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第70話

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甘露寺蜜璃side





ある日、煉獄さんのお家に伊黒さんと3人でお茶をしている所に
鎹鴉
シツレイイタシマス
レンゴクサマ、カンロジサマ、シナズガワサマニオテガミデス
シナズガワサマハモウスコシデコチラニミエマス
甘露寺蜜璃
えっ?
とても賢そうな、鎹鴉から3つの文を預かった。
煉獄杏寿郎
貴方は、
甘露寺蜜璃
(どこの鴉なの??)
煉獄杏寿郎
御館様の鎹鴉ではありませんか、
伊黒小芭内
!?
甘露寺蜜璃
えっ!?
鎹鴉
レンゴクサマハシッテオラレマシタカ
トリアエズワタシハコノフミヲオトドケスルコトヲイワレテオリマスノデ
甘露寺蜜璃
誰から、
鎹鴉
ヨンデイタダケレバスグニワカリマス
ヘンジハフヨウデス
そう言って御館様の鎹鴉は飛んで行った。



その後すぐに
不死川実弥
なんか俺もここに来るように言われたんだが.......
甘露寺蜜璃
し、不死川さん!
面倒くさそうな表情の不死川さんがやってきた。
煉獄杏寿郎
今しがた御館様の鴉から文を預かった
不死川実弥
御館様から??
不死川さんは煉獄さんの隣に座り、表に書かれている宛名のものをそれぞれ受け取った。






ガサガサと開いて読むと三人一斉に、いや、伊黒さん含めて皆一気に顔が青ざめた。





だって、
甘露寺蜜璃
そんな、あなたちゃん.......っ!
煉獄杏寿郎
やめる、だと、
不死川実弥
.......
あなたちゃんからのお手紙で


鬼殺隊を辞めること、
迷惑かけてごめんなさい
探さないでください



そういったことが書かれていた。




不死川実弥
クソがっ!!!




ダァンっ!!!!と思いっきり不死川さんが拳を床にたたきつけていた。




不死川実弥
宇髄の野郎、失敗しやがった!!
伊黒小芭内
おい、何があったと言うんだ
不死川実弥
とりあえず宇髄を、
そういった時、
宇髄天元
おい!!ここにあなたいるか!!
ものすごく焦った表情の宇髄さんがやってきた。



不死川実弥
宇髄!!テメェしくったな!!
宇髄天元
俺はどう思ってるか聞いただけだ!!
そしたらあいつがいきなり鬼殺隊を辞めると言って全力で逃げたんだ!!
ここには来ていないのか、
伊黒小芭内
来ていない
それどころか今御館様の鎹鴉があなたからの文をこの3人あてに持ってきた
煉獄杏寿郎
俺の所には裏切ってごめんなさい、と
甘露寺蜜璃
私には弱くてごめんなさいって.......
宇髄天元
不死川は
不死川実弥
気を使わせてごめんなさい
もう1人で平気ですって.......
不死川さんは血が出るほど強く拳を握りしめていた。




甘露寺蜜璃
と、とりあえず探しに行きましょう?
伊黒小芭内
そうだな
煉獄杏寿郎
俺も、
宇髄天元
煉獄はここにいろ
もしあなたがここに来たら落ち着かせてやってくれ
不死川実弥
そうだなァ
俺らもなにか分かればすぐに知らせる
伊黒小芭内
早く行くぞ




それから色んな所を任務の合間に探し続けた。


あなたちゃんの担当地区となった所も。



しのぶちゃんにも、冨岡さんにも、悲鳴嶼さんや無一郎くんにもあなたちゃんがいなくなってしまったことを伝えて。




それでも見つからなかった。






1ヶ月後、緊急柱合会議で集められた。
始まる前、
宇髄天元
どうだ、なにか分かったことは
甘露寺蜜璃
.......何も無いわ
冨岡義勇
.......
悲鳴嶼行冥
気配も何も無い
時透無一郎
ごめん、僕のせいだ
無一郎くんが元気の無い顔でそう言った。



胡蝶しのぶ
そんな事ありませんよ
会議が終わったらまた根気強く探しましょう



会議が始まり、御館様が
産屋敷耀哉
.......伝えておくよ
柱全員
??
産屋敷耀哉
あなたは柱を辞めたよ
甘露寺蜜璃
!?
不死川実弥
御館様!
産屋敷耀哉
なんだい?
時透無一郎
あなたは.......どこにおられますか
御館様はすぅ、と目を細めて
産屋敷耀哉
何処だろうね
そう言った瞬間宇髄さんが
宇髄天元
御館様、失礼ながら申し上げます
この屋敷の奥からあなたの気配が致します
ここにいるのでは無いですか?
伊黒小芭内
なっ
宇髄天元
ごく僅かにしかわかりませんがこの気配はあなたのものです
産屋敷耀哉
だとしたらどうするんだい
甘露寺蜜璃
せめて一目だけでも会いたいです
鬼殺隊に戻ってこなくてもいい、ただあなたちゃんが元気なのか知りたい。
時透無一郎
僕も、
産屋敷耀哉
.......あなたはね、疲れてしまっているんだ
柱としての重圧に、期待に
産屋敷耀哉
今は鬼殺隊のことを考えさせずにいるんだ
彼女が戻りたいと言ったら戻らせてあげようと思っている
けれど今はそのときではない
甘露寺蜜璃
.......お願いいたします、
せめて、私だけでも姉として合わせていただけませんか
産屋敷耀哉
蜜璃.......
そこで以外にも、
時透無一郎
今回のあなたの件は僕が原因です!
僕が全て悪いんです!!
どうか僕も会いたい!!
伊黒小芭内
時透、
時透無一郎
僕が酷いことを言わなければあなたはこんなふうにならなかった!!
僕が原因なんです!!
あなたに会う為ならなんだってします!!
お願いします.......どうか、どうかあなたにっ.......!
無一郎くんが初めて私達の前で泣き始めた。
産屋敷耀哉
.......あまね、いるかい
あまね様
はい、ここに
御館様があまね様を呼ばれ、小声で何かを話し合っている。
あまね様
ここ最近はだいぶ落ち着いてはいますが.......
産屋敷耀哉
聞いてきてくれるかい、彼女が嫌だといえば会わせないからと、
あまね様
.......分かりました
あまね様は部屋から出ていった。