第33話
夜、お姉ちゃんの部屋に入り、
翌日、早速摩耶ちゃんにお手紙を書いた。
昨日はありがとう
また街で会えたら摩耶ちゃんと菊葉ちゃんと甘味処に行こうね！
なんてことを書いた。
それから三日後、
任務先である村の入口に着き、霞柱様が来るのを待った。
2人での任務が嬉しくて、顔が綻ぶ。
少しだけルンルンしていると
鬼は私が倒したいと頼み込んでやらせてもらい、難なく倒した。
近くの藤の家に泊まり、翌日
思い切って誘ってみることにした。
霞柱様は歩きながら
立ち止まり、私をじっと見つめてそういう霞柱様。
頭の中がハテナでいっぱいになった。
この間の、見られていたんだ。
嬉しいような恥ずかしいようなで、顔が赤くなった。
口付けなんてした記憶が無い。
抱きしめられはしたが。
目のゴミを取ってくれていた時のことだろう。
顔近いなとか思ってたもん。
霞柱様が私を頭から足先まで見て
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