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2021/06/19

第1話

監禁

「ねぇ、監禁していい?」

テテは深淵の如き光の無い目であなたをジッ、と見てそう言った。
無論、冗談ではない。それはあなたもよく分かっていた。テテはどこかズレているのだ。

「うん」

あなたはちっちゃくてかわゆい頭を縦に降った。残念なことにあなたもどこかズレていた。

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あなたは真っ白でふわふわのソファに腰掛けていた。テテに貰った物だ。

「テテ、もう来るかな」

独りごちる。あなたはワクワクしていた。純粋にテテと会える一時一時が嬉しいのである。これから監禁されるというのに……だ。
テテは特に抵抗しないあなたを別に変とも思わずに「じゃ、1回おうち帰って荷物まとめてこようか。」と、車で家に送っていた。
さながらお引越しのようである。

「ん、!」

機械的なチャイム音が鳴った。

「テテ!」
「あなた〜。準備、出来た?」
「勿論!!」
「じゃあ行こうか」

黒塗りの大きな車に荷物を入れて、家を後にした。