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第8話

シカバネーゼ

明日の事を考える事も嫌になってんだ
「僕らなんて、僕らなんて」
そう言いながら屍しかばねと化したんだ

あれやこれやと考えてはまた
這はい回ってんだ
死を想って 血を吐いて
何処か遠く 彷徨さまよい続けんだ
この地獄から抜け出せないと悟りきってんだ
もう心なんて脆もろいもんで一度砕けたら戻りゃしないんだ
どうかたった一度
時間が戻ってくれるのならば
どんなことも厭いとわない
指の1,2本だって捧げたい

笑えないよ ずっと
当たり前の感情はあなたと共に消え去っていった
そうさ

千年たっても癒いえない
この傷を背負ってお終しまい
ねえ、神様
殺して 殺してよ、ねぇ
全部僕のせいさ
同じように戻せはしない
最後にまた
笑って笑ってよ 僕に

誰かを恨めたらどれほど気楽だったんだ
故ゆえに極刑ごっけい 自分を罰せ
健康な心を食い殺すんだ
自分の醜さにほとほと呆れてしまったんだ
目を潰して 耳を切って
それでも声は消えてくれないのさ

何年経ってもまた
死んだ様に生きる僕を
さあ神様 壊して壊してよ ねえ
どうなったって知らない
カラカラに乾く僕の心臓にさ
触って触ってよ ねえ

ああこのまま時が過ぎて
古傷ふるきずにもなれずずっと

本性なんて見せない
美しい僕らのまま
さあ神様 壊して壊してよ ねぇ

千年たっても癒えない
この傷を背負ってお終い
ねえ、神様
殺して 殺してよ ねぇ

全部僕のせいさ
同じように戻せはしない
最後にまた
笑って笑ってよ僕に