『雄登〜』
雄登「何?勉強してんだけど」
『ムゥ…』
雄登「……」
『ギュゥして?』
雄登「あとでね」
『……』
雄登「もぉ可愛すぎ。おいで?」
『ギュゥ』
雄登「ゴメンな、構ってあげられなくて……」
『勉強ばかりじゃなくてあなたの事も構って?』
雄登「大丈夫。構うから」
瑞稀「居た。」
『あ、……』
瑞稀「楽屋にいないと思ったら美少年の所には居るし那須と抱き合ってるし」
雄登「今日だけ借りていいかな?」
瑞稀「……まぁ那須なら……」
雄登「ありがと〜」
瑞稀「迷惑かけんなよ?」
『うん!』
雄登「ほらイチャイチャ出来るよ?他の奴らは先帰ったし」
『やったぁ、』
ギューっ
雄登「甘えたさん?」
『いや?』
雄登「可愛いよ」
『好き〜』
雄登「俺も」
飛貴(忘れ物したのに取りに行けねぇ……)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!