第16話

ストーカー被害
4,209
2018/12/27 07:31

仕事も終わったし早く帰ろー

『じゃうち帰るねー』

涼「おつかれー」

優斗「あ!あなた気おつけてね!?」

『なにが?』

龍斗「最近この辺とあなたんちの近くでストーカー被害があるらしいんだよ」

『マジ?』

蒼弥「うん。だから気おつけろよ」

『わかった』

瑞稀「コイツ狙われないんじゃね?笑性格男みたいだし!笑」

『殺すよ』

瑞稀「……」

『まぁそれなりに気おつけるわ』

龍斗「おう」

ストーカーなんて、へーきでしょ

トコトコトコ……

なんか嫌な予感……

トコトコトコ……

たまたま行く方面が一緒なだけだから…怖くない

なんか歩く速さ早くなってる?!

元バスケ部兼陸上部なめんなよ……?

全速力で走る

『ただいま……!』

琉海「おかえり。どーした?」
『ううん!ちょっと走りたくなって笑』

『ねぇお姉ちゃん?』

琉海「ん?」

『もし、ストーカーとか不審者が居たらどうする?』

琉海「んーお姉ちゃんは警察呼ぶか…柔道の技かけるかな?笑」

『そーだよね笑』

琉海「何最近不審者とかの情報あるから怖いの?笑」

『怖くはないけどね笑』

明日には居なくなってるよね

次の日

『ヤバっ!学校なの忘れてた!』

翔我「何やってんだよ笑」

『朝ごはんいいや!行ってきマース!』


ギリギリ電車間に合った…

……なんか変な感じ…もしかして痴漢?

瑞稀居ないかな…?この時間にはいるはずなのに……

うわ、中入ってきたし…ヤバいって…

瑞稀「おっさん何やっての?俺の彼女に触れるなんて良くできんね」

逃げた……って何が俺の女だよ…

瑞稀「注意してろよ」

『ごめん…』

瑞稀「気おつけろ」

涼「おはよー」

『おはよー』

瑞稀「保健室行こー」

涼「仕事はちゃんと行く癖に笑」

『休み時間になったら1回行くから』

瑞稀「うん」

涼「アイツ寝てるのかな笑」

『それ笑』

先生「出席とるぞー」

先生「井上はまた居ないのか?」

『あぁ〜…最近仕事が忙しくてあまり寝れてないみたいで…保健室にいます』

先生「そうか」

休み時間

『涼〜瑞稀の所行こ〜』

涼「ん〜」

『寝てたしょ笑』

涼「マジで意味わかんねぇもん笑」

『理解しようとして笑』

涼「無理笑」

瑞稀「あなた〜」

『何笑』

瑞稀「教室行く〜」

『私眠いから保健室行くわ笑』

瑞稀「じゃ俺も」

涼「瑞稀はずっと保健室いたじゃん笑」

涼「睡眠時間は?」

『今日の4時』

2人「は?!!」

『ワークとか全然終わってなくて笑』

2人「いや、寝てろ!」

『なんか適当に言い訳しといて笑』

涼「りょ」


さて、寝よう…

瑞稀「ねぇ俺らも保健室行かね?笑」

涼「行くか笑」

涼「寝顔可愛いかよ」

んぅ〜…やべっ寝すぎた。もう放課後……っては?!なんではしみずが居んの?

瑞稀「あなた……ッ」

ふふっ寝かせてあげよ笑置き手紙でもして


涼・瑞稀へ
先帰ってるからね?笑

『帰ろ〜』


この時黙って涼と瑞稀と3人で帰れば良かったって後悔した……

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