第15話

気のせい
〈玲於side〉


まずはご飯に誘ってみる!!

ってミホさんの言葉
玲於
玲於
……よし


昨日、頑張る。って決めたし


あなたさんにだって振り向いてほしい



そう改めて決心して
楽屋のドアを開ける
玲於
玲於
おはようございまーす…
隼
あ、おはよー!
貴方
貴方
おはよー!
亜嵐
亜嵐
おはよう!

楽屋にはこの三人がいて
玲於
玲於
あれ、あなたさん涼太くんは?
貴方
貴方
あぁ、寝坊、笑


置いてきちゃった~笑

って少し申し訳なさそうなあなたさん




…申し訳ないけど、


俺には好都合
玲於
玲於
そっか~……


ねぇあなたさん
貴方
貴方
んー?
玲於
玲於
今日の夜、空いてます?
貴方
貴方
え?


まぁ……確かにそういう反応にはなるよな
玲於
玲於
あ、いや、
ご飯食べに…って思ったんすけど…
どうすか?
貴方
貴方
えっと~……空いてる!いいよ!
玲於
玲於
お、良かったっす
じゃあ仕事終わりに
貴方
貴方
はーい!


あ、ファンデーション忘れた!

って最上階のメイク室に行ったあなたさん
亜嵐
亜嵐
玲於、どうしたの?急に
玲於
玲於
え?
隼
ほんとだよ、びっくりした~
今日の夜空いてます?って
玲於
玲於
………あのさ…
亜嵐
亜嵐
ん?
玲於
玲於
2人には…話そうと思う
隼
うん、どうした?
玲於
玲於
…俺さ


あなたさんのこと好きなんだ
玲於
玲於
涼太くんが彼氏だよ
って言われても、
俺はあなたさんが好き
亜嵐
亜嵐
ん~……そっか~
亜嵐
亜嵐
結構考えものだけど

俺は玲於が決めたことに否定はしない。
でも、あなたさんにも、涼太にも、
自分の考えはあるから。
そこだけは分かっといたほうがいいよ
隼
玲於が負けず嫌いなの分かってるけど
こればっかりは、自分の意見だけじゃないからね
玲於
玲於
うん…分かってる



2人が言うことに間違いはないし

俺だって、そこはしっかり分かってる
亜嵐
亜嵐
うん、それなら大丈夫
玲於
玲於
…ありがとう


ガチャッ
貴方
貴方
ただいまー
涼太
涼太
おはよー
裕太
裕太
おはようございまーす
亜嵐
亜嵐
おはよー
隼
おはようございまーす!!
隼
涼太くん意外と早かったっすね笑
涼太
涼太
あはは笑
めっちゃ急いで準備したけど
裕太くんと一緒だったし、龍友くんとメンさん来てないし、、笑
貴方
貴方
あの時私が起こさなかったら
絶対起きてなかったでしょ!笑
涼太
涼太
……ごめんなさい
裕太
裕太
関係性どうなってんねん笑



ガチャッ
メンディー
メンディー
おはメンディー!!!
龍友
龍友
おはよー
玲於
玲於
……龍友くんおはよう
涼太
涼太
龍友くんおはよう
隼
龍友くんおはよう
亜嵐
亜嵐
龍友くんおはよう、笑笑
裕太
裕太
龍友くんおはよう
貴方
貴方
……龍友くんおはよう
メンディー
メンディー
ねぇ!!俺は、?!笑
龍友
龍友
あははは笑笑
メンさんすいません笑
涼太
涼太
なになに朝から笑
龍友
龍友
俺が、
おはメンディー!
って言いながら楽屋入ってください
って言うた笑
メンディー
メンディー
そしたら皆この反応、、、
裕太
裕太
だっていつも
おはメンディーとか言わへんし
玲於
玲於
普通にうるせぇし
隼
あーいう反応するしかないじゃないすか
メンディー
メンディー
いいよもう、
慣れてるから。
貴方
貴方
あっはは笑
ごめんねメンさん
今日最初にメイクしてあげるから
メンディー
メンディー
……なら良いや
亜嵐
亜嵐
ふはっ笑笑
やべぇこの絡み、笑



またいつものうるさい楽屋


うるさい、つっても
メンさんを皆がいじって笑う
の無限ループなんだけど…
貴方
貴方
涼太~
涼太
涼太
ん?


2人は話してて

気になるから聞いてしまう
貴方
貴方
今日ね、玲於とご飯行くんだけど
涼太どうする?
涼太
涼太
あ、そうそう
俺もね今日龍友くんと約束してたの
貴方
貴方
あ、そうなんだ!
良かった!
涼太
涼太
うん!


少し申し訳なくなったけど


でも、俺だってここで諦めるほど
あなたさんへの気持ちは弱くない
玲於
玲於
…涼太くん
涼太
涼太
ん?どうした?
玲於
玲於
あなたさんの
今日の午後の時間を俺にください
涼太
涼太
え?あはは笑
いいよ笑
玲於
玲於
いいの?
涼太
涼太
うん!
あなたも良いって言ってるんでしょ?
玲於
玲於
うん…
涼太
涼太
じゃあ全然大丈夫!笑
わざわざ言わなくても大丈夫なのに笑
玲於
玲於
…あ…りがとう
涼太
涼太
いいえ笑



なんだろう……

今までの涼太くんじゃない気がする



吹っ切れてる……っていうか

涼太
涼太
…ん??
玲於
玲於
あぁ、いや、なんでもない


気のせい……か