tehyonside
俺はあなたに過去がそんなに影響しているなんて思わなかった沢山の辛い過去があなたを苦しめて臆病にしてるなんて思わなかった
あなたから告白された時嬉しかった…………でもアイドルだからArmyが大切だから
振ったのにほかの男のところへ行こうとしてるあなたを引き止めてしまった
あなたを俺のものにしたい。俺だけを見てて欲しいって思うんだ。欲張りなことはわかっていても…
泣いていてもあなたは綺麗でこんな顔、誰にも見せたくなくて、キスをすると足を上げてキスを受けてててくれるそんな些細なことさえ愛おしかった
俺はあなたのことが大好きだったんだと実感して涙があふれてきた
あなたを抱きしめて「欲しい」って心の底から思った。だけど結局はそうはいかない。
その日から1週間
いつも通りの有難いたくさんのお仕事をする
それが幸せだと思ってたいや幸せなんだ
でもやっぱりあなたのことをいつも何度も思いだす
今日を終えるといつもの宿舎へ帰る。自分の部屋に入って窓を見ると空が輝いていた。この空の下に一緒にいるだけで満足だと思った 知らない間に涙が出てきた
その時 コンコン
ジミナだ
ガチャッ
ジミナはそっと抱きしめてくれたそれが何より嬉しかった。何も聞かないでいつも抱きしめてくれる
それだけで安心して涙が出るんだ
俺はジミナの腕の中でずっと泣いていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。