会場が暗転する












思いもよらない出来事に生徒の大半がざわついている


















いきなり流れてきたSEVENTEENのVCRにCARATであろうみんなは悲鳴を上げている







私は違う意味で心の中で悲鳴を上げていた







SEVENTEENを知っている人も知らない人もおっぱたちのビジュアルの良さに引き込まれてる



おっぱたちの後に映像が流れたらハードルあがるじゃん、、、なんて考えている余裕もなく息をするのに精一杯だった






VCRが終わっておっぱたちがステージにあがった






CARATのみんなは私がいないってさけんでる、、、







ああ、ごめんねみんな、、


あなたはあなたたちの後ろに座ってます、、、

『SAY THE NAME!SEVENTEEN! こんにちは！SEVENTEENでーす！』

会場のあちこちで歓声が上がる




おっぱたちは私のほうを盗み見て、笑ってくれてる



きっとおっぱたちにはなんでもお見通しなんだろうな、、

私と同じ名前だけど、容姿が全く違う私のことを見る人はだれもいない

会場は大盛り上がり







おっぱたちが定位置につくとHITが会場に響き渡った