苺花side
原宿に着くと沢山の人で賑わっていた。
大ちゃんに電話をすると
竹下通りのアイス屋さんにいるらしい
テクテク進んでく中
ファンに遭遇してファンサをしたりと
やっとたどり着いたアイス屋さん
おー!苺花!!
あっ、いた
苺花ちゃーん!
みっちー♡♡
苺花ちゃん今日も可愛いね!
みっちーもかっこいいよっ!
ありがとう!
よっ!ちび!
誰がちびやんねおい
苺花ー!(ギュッ
え?なに?可愛いこの子
持ち帰っていい?
ダメに決まっとるやろ!俺のりゅちぇ!
大ちゃんのになったつもりは無い
辛辣ゥー
落ち込む大ちゃんを放置して
みっちーとりゅちぇに挟まれながら
私もアイスを選ぶ
何するん?
うーん。
このパンダのアイスにしよっかな
僕出すからいいよ苺花
いいよ、自分で出すから
いいの!出させて?
私が財布を出す前にりゅちぇが
スっとお金をプレートに乗せてしまった
あっ!
いいの!
もー!
でも、ありがとう
どういたしまして!
苺花、西畑見てみ?
じょーくんに言われて振り向くと
底には魂が抜けた西畑
おーーーい!
大丈夫かー?西畑ー?戻ってこーい?
大吾くん笑
大ちゃん今すぐ戻らないと知らないよ?
はい!すぐ戻ります!
大ちゃんの扱いに慣れてるこの子笑
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!