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第40話

情を抱く
御冬 爽良
なみ、だ?
なんで?なんで私は泣いてるの?
こんな奴に私が情を抱いてるの?
違う、ちがうちがうちがうちがうちがうちがう
私はこいつを殺したい!
私は銃を構える
だけど手がブルブル震えてしまってこめかみに当たらない
やっとついたと思っても今度は引き金がひけない
御冬 爽良
なんで?ねぇ
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい…怖い
でも私はしっかり拳銃を握りしめて引き金を引いた

















パァンっと音がなり風は倒れた
その頭から血が出ていた
御冬 爽良
あ、あ…ぁぁあ
殺した、殺しちゃった…
気分はすっきり…してない
罪悪感と後悔が頭の中で渦巻いている
その時私の肩に誰かの手が触れた
――――――――――
風side

「ごめんなさい」
私が人生で1度も発していない言葉
人は危機的状況になるといつもと違う考えになるのだろうか?
いいえ、今回は違うだろう
多分私はあの子に本気で謝りたかった
普段の私なら絶対に謝らない
いじめた子はみんな死んでいく
だけどこの子は違った
だからか?情を抱いていたんだ、きっと
今その子は泣いている
…私のこめかみに銃をあてながら
ごめんなさい、そう言ってももうあなたは許してくれない
パァンという音と共に私の意識は途切れた
――――――――――
爽良side
御冬 爽良
臺…さん?
白羽 臺
よくやった
白羽 臺
お疲れ様
御冬 爽良
う、うわぁぁぁぁああぁ
御冬 爽良
私っ私…!
白羽 臺
大丈夫だ、何も言わなくてもわかる
私はその日朝まで泣きじゃくった