どうしよう
殺し方…
そうだ、どうせ殺すなら残酷な殺し方がいい
例えば滅多刺しとかいいかも
でも残酷すぎるのは少し私が辛い
私の精神が壊れては仕方が無いし
私は少し考えることにした
考えてもあまり思いつかない
普通に拳銃って言うてもあるがそれではつまらないし、かといいチェーンソーなどだと私の精神が危うい
そうだ
回転式の拳銃を使おう
そしてロシアンルーレット風拳銃ルーレットを行う
これならいつ殺されるか分からない恐怖も味わすことができる
よし、これに決めた
私がそう言うと臺さんが笑った
私もつられて笑ってしまった
確かに美依に復讐をしてから少し変わったような気がする
なんだか全てがどうでもよくなってしまって。
それが少し臺さんにとって違和感を感じたのかもしれない
でもあまり自分では違和感など感じない
むしろこの方がしっくりくるのだ
なんだか故郷のような、そんな感じがするのだ
私は復讐の準備をすることにした
回転式の拳銃は持っていなかったので臺さんに貸してもらった
そして6つの拳銃の弾を入れるところに一つだけ弾を入れた
そして私はそれをバックの中にしまった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!