むかし むかしの ことですが
ある ところに
小さな 小さな かみさまが いました
かみさまは なーんにも ない
ちきゅうで 1人で くらして いました
ある日 小さな 小さな かみさまは
きゅうに 1人でいることが
さみしく なりました
そこで かみさまは
ひとを つくることにしました
土を ひとすくい すくって
いきを ふきかけ ました
いきで とばされた 土が
くうちゅうで 1つに なって
女の子が あらわれ ました
とっても かわいらしい 女の子です
かわいらしい こえで 言いました
かみさまは すごく よろこび ました
それから ながい ときを
2人で すごし ました
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。