第61話

BADEND 2話
3,444
2019/07/24 06:52
光莉 (彩)
___…ついた。
中原中也
中原中也
… 本当に行くのか?
光莉 (彩)
うん。もう決めたの
江戸川乱歩
江戸川乱歩
まぁ、光莉が決めたことに口を出したりはしないよ。僕も全力でサポートするから。
光莉 (彩)
有難う。兄さん
中島敦
中島敦
僕も選ばれたからには頑張ります!
光莉 (彩)
有難う。敦くん
光莉 (彩)
それじゃあ 、行くよ!
敦 乱歩 中也
はい! /りょーかい。/ おう!























__________________



光莉 (彩)
結構奥まで来たけど…
中原中也
中原中也
雑魚ばっかだよな
中島敦
中島敦
しかも扉がひとつもない、一本道の廊下がずっと続くだなんて…。
江戸川乱歩
江戸川乱歩
 … 。
光莉 (彩)
兄さん …?
江戸川乱歩
江戸川乱歩
矢っ張りそうだな…。
中島敦
中島敦
何がです?
江戸川乱歩
江戸川乱歩
これは異能力によって、同じ所をループしてるよ。
中原中也
中原中也
… はぁ。めんどくさいやつだ。
光莉 (彩)
異能者は何処にいるんだろ。
江戸川乱歩
江戸川乱歩
多分 …____






と、乱歩は少し進む。
そして、上を指さして言った。
江戸川乱歩
江戸川乱歩
ここだね。




























すると、突然 乱歩の真上の天井が落ちてくる…。
中島敦
中島敦
乱歩さん!







敦が乱歩の腕を引っ張り、
乱歩に瓦礫が当たらないように庇う。







崩れた天井の瓦礫の上に1人の少年が立っていた。






昴
これを見破るなんて結構やるじゃん。
探偵さん
江戸川乱歩
江戸川乱歩
云っておくけど、
僕は「名」探偵だからね!
昴
…はいはい。
さぁ、そこの彼女に問題。
此処から抜けるにはどうする?
光莉 (彩)
貴方を倒す …!
昴
そう来なくっちゃ。
中島敦
中島敦
… 此処は僕に任せてください!
中島敦
中島敦
異能力《月下獣》半人半虎!
昴
さぁ。偽りの中の何を信じる?
中島敦
中島敦
僕が信じるのは探偵社だ!


敦のパンチが敵___昴の顔面に直撃する。
昴
へぇ。結構やるじゃん?
昴
じゃあ、俺も本気でやるか。
昴
異能力《獣神招来》!
昴は 護符を指で挟み、言葉と共に念じる。

その札から、獣神と思われる獣を召喚した__。






獣神は今にも食いつきそうな唸り声をあげている。
江戸川乱歩
江戸川乱歩
っ …此奴はループを作っていた異能者じゃない!!
江戸川乱歩
江戸川乱歩
ってことはもう1人 …!
アキラ
アキラ
そうそう。それが僕。
僕の名前はアキラ。
異能力は好きな空間を自由に作り出せる、《Creation》。それでループ空間も作ったんだ。
宜しくね。江戸川乱歩くん?
江戸川乱歩
江戸川乱歩
戦闘する気?
アキラ
アキラ
真逆!僕だって戦闘は得意じゃないんだ。だからね。知恵較べをしよう!勝ったら此処を通してあげるし、そこで戦ってる昴も君達の邪魔は一切はしないよ!
江戸川乱歩
江戸川乱歩
… 負けたら?
アキラ
アキラ
君を殺る。
江戸川乱歩
江戸川乱歩
… いいよ。やろうか知恵較べ
光莉 (彩)
兄さん …!?
中島敦
中島敦
ぐっ …!
振り向くと、敦は獣神に圧されている。

服には血が滲み、息がとても苦しそうだ。
光莉 (彩)
(兄さんが知恵較べで勝つしかないの…?)
アキラ
アキラ
それじゃあ、問題を出してもらおー!
江戸川乱歩
江戸川乱歩
… 誰に?
アキラ
アキラ
彼に!
アキラは光莉と中也の背後を指さした。


光莉達が振り返ると…















































太宰治
太宰治
やぁ!心配で来ちゃった(´>ω∂`)☆
光莉 (彩)
治!?
中原中也
中原中也
『来ちゃった(´>ω∂`)☆』じゃねぇだろ
糞太宰ィ!
太宰治
太宰治
それじゃあ、問題を出そうか?
アキラ
アキラ
宜しくね。太宰治さん?
太宰治
太宰治
ふーん。名前は分かるんだ
アキラ
アキラ
全員分かるよ。
江戸川乱歩、江戸川光莉、太宰治、中原中也、中島敦。…で、合ってるでしょ?
江戸川乱歩
江戸川乱歩
名前はいいからサッサと問題だして太宰!敦君が頑張って戦ってるうちに早くやるよ!
太宰治
太宰治
じゃあ、第1問!_____

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