第17話

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2018/09/16 03:35
入院してから毎日太輔はあなたの病室へお見舞いに来てくれていた
ガラッドアを開ける
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
あなたー!来たよー
you
you
あ…た、太ちゃん…
いつも来てくれてありがとう😊
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
うん…あなた?
you
you
なに?
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
なんか隠してる?
you
you
え…隠してないよ!
実は毎日太輔がいない時にこの前の元カノさんが病室にやって来て…

「さっさと別れろ、別れないと太輔がどうなるかわかってるよね?」

と、脅されている…








そして入院してから1週間後
今日はあなたの退院の日
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
あなた!やっと退院だね!
you
you
う、うん。やっと外に出れる😊
あなたの笑顔はぎこちなかった


その事に太輔は気づけなかった





学校
ガラッ教室のドアを開ける
平野紫耀
平野紫耀
あなた!おはよう!退院出来たんだ!
you
you
うん!久しぶりだー
岸優太
岸優太
あなたーおはよー
you
you
うん!おはよ!
この頃の優太と紫耀はあなたと太輔が付き合ってることを知らない
キーンコーンカーンコーン放課後のチャイム
平野紫耀
平野紫耀
あなたー帰ろー
you
you
うん!いいy
岸優太
岸優太
あなたー門のところであなたのこと待ってる人がいるよ?あれ誰?
それは太輔の元カノとその仲間たちだった
you
you
え…なんで((ボソッ
あ、あの人たちはお兄ちゃんのお友達!仲良くなったの!今日はお姉ちゃん達と帰るね😊
平野紫耀
平野紫耀
わかったー
岸優太
岸優太
おっけー
you
you
ばいばーい
紫耀&優太
紫耀&優太
じゃあなー
バタバタ急いで門へむかう
you
you
遅くなってすいません💦
元カノ
ううんー大丈夫だよー😊
元カノ
じゃあ、行こっか!
you
you
はい…
学校から見えなくなったところで
元カノ
はぁー
you
you
え?
元カノ
あんたいつまで太輔の傍にいるの?別れろって言ったよね?
元カノの仲間
てか太輔もだよねーw
なんでこんなガキ好きになったの?w
元カノ
確かにーww
you
you
…っ!
ごめんなさい((ボソッ
元カノ
あ?何言ってるかわかんないんだけど
you
you
ごめんなさいっ((ボソッ
元カノの仲間
だからはっきり喋れよ!(ボコッお腹を殴る
you
you
うっ…
you
you
痛っ…
元カノ
なんだよ
元カノ
別れないあんたが悪いんでしょ?
元カノ
もういいや、やっぱり太輔がどうなってもいいんだねー、ふふっ…
you
you
やだっ!太ちゃんだけにはなにもしないで!私はどうなってもいいから!
元カノ
じゃあ、はやく別れなよ!(ボコッお腹を殴る
元カノ
(ガンッあなたを蹴る
you
you
うっ…い、や…た、すけ…て…
そこであなたの意識は途切れた…
元カノの仲間
ねぇ、これやばくない…?
元カノの仲間
そろそろやめよ
元カノ
何言ってんの?まだだよ…
(ガンッあなたを蹴るボコッ殴る
元カノの仲間
もうやめなよ
元カノ
うるさい!
元カノの仲間
やめなよ!!
手を止める
元カノ
なんなの?あんた達、言っとくけどあんたらもやったんだからね?私だけの責任じゃないから…(ダッダッどっかいった
元カノの仲間
やばくない?とりあえず救急車!
元カノの仲間
うん…
病院へ運ばれた
それから3時間後
you
you
ん…(パチッ目が覚める
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
あなたっ!
you
you
え…太ちゃんなんでここに…
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
病院に運ばれたって連絡が!
you
you
ごめん…心配かけて…
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
ねぇ、やっぱり隠してたでしょ?なにがあったの…?
you
you
っ!…大丈夫だから!太ちゃんには関係無い…!
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
は?なんでよ。俺あなたの彼氏だよ?もっと頼れよ…俺そんなに頼りないか?
you
you
そんなことっ
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
あるだろ!だからなにも言わないんだろ?
you
you
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
なんか言えよ…
you
you
ごめん…太ちゃん…
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
だからあやまってすむ問題じゃn
you
you
別れよっか…
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
…え?
you
you
別れよ!その方がいいよ…私太ちゃんに迷惑しかかけてない…だから…
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
なんでだよ!
you
you
ごめん…もう無理なの!
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
…っ!?
you
you
もうやだ…だから、さようなら…
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
あなた…わかった…あなたがそれを望むなら俺は別れるよ…今までありがとな…
太輔が病室を出ていく
you
you
うっ…た…太ちゃん…
その日あなたは泣き続けた


もう涙が無くなるのではないかと思うくらい涙が溢れだしていた

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