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第45話

兄弟子
獪岳
相変わらず貧相な風体をしてやがる
久しぶりだなァ
善逸
善逸
獪岳
鬼になったお前を俺はもう兄弟子とは思はない
善逸
適当な穴埋めで上弦の下っ端に入れたのが随分嬉しいようだな
獪岳
へぇ
獪岳
ハハッ!
言うようになったじゃねぇか…お前
善逸
なんで鬼になんかになってんだ?
獪岳
ははっ
おまえには…
善逸
雷の呼吸の継承権持ったやつがなんで鬼になった!
その後も俺と獪岳はお互いを睨みつけた


言い争いは終わらない
善逸
い爺ちゃんは1人で腹を切ったんだ!
介錯もつけずに!
善逸
腹を切った時、誰かに首を落として貰えなきゃ長い時間苦しんで死ぬことになる!
爺ちゃんは自分で喉も心臓も突かず死んだ!
善逸
雷の呼吸の使い手から鬼を出したからだぞ!
善逸
俺がカスならあんたはクズだ
壱の型しか使えない俺と
壱の型だけ使えないアンタ
善逸
後継に恵まれなかったじいちゃんが気の毒でならねぇよ!
獪岳
てめぇと俺を一緒にすんじゃねぇ!
獪岳はついに刀に手を伸ばし、俺に刀を振るう
獪岳
雷の呼吸
参ノ型
聚蚊成雷
獪岳
俺を正しく評価し、認めるものは『善』
低く評価し認めないものが『悪』だ!
回転しながらの波状攻撃っ…!
善逸
雷の呼吸
壱ノ型
霹靂一閃
獪岳
伍ノ型
熱界雷
善逸
っ…!
獪岳
どうだ!血鬼術で強化された俺の刀の斬れ味は!
皮膚を!肉を!罅割って焼く斬撃だ!
獪岳からの攻撃を受けたことで俺の体にはヒビが入ってしまった
ピキピキと音を立てた

もちろん痛い

それでも俺は負ける負けにはいかない
どんな時もアンタからは不満の音がしてた


心の中の幸せを入れる前に穴が空いてるんだ


どんどん幸せが零れていく



・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
その穴に早く気づいて塞がなきゃ満たされることは無い
爺ちゃんごめん
俺たちの道は別れた
善逸
グルン
善逸
トッ
獪岳
!?(まだ余力があるのか)
ごめん

兄貴
?「頑張って!」
善逸
…!
善逸
……雷の呼吸
漆ノ型
炎雷神
凄まじいスピードで獪岳の首を斬った


と同時に雷の衝撃で羽織がビリビリと破れた
獪岳
なっ!?
獪岳
畜生!畜生!やっぱりあの爺贔屓しやがったな!
獪岳
お前にだけ教えて俺には教えなかった!
善逸
違う
爺ちゃんはそんな人じゃない
善逸
これは俺の型だよ
俺が考えた俺だけの型
善逸
この技でいつかアンタと肩を並べて戦いたかった…
少し意識が遠のく中で獪岳の叫び声が聞こえた
頭の中で誰かの声が聞こえる


ゆっくりと目を閉じで俺は意識を手放した