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ママ…?に?
そう!僕はも少しここでゆっくりしてから帰るからさ!
行ってこい!
う、うん!
ーーーーーー
ま、ママぁ?
何?紅露?
背中で瑠澄をあやしながら、洗濯物を畳んでいるママに話しかける。
ごめんなさい、ママの日記…
今ママ忙しいんだから、後でね。
プツン
心の中で何かが切れた。
もうっ!?いっつもいっつも瑠澄ばっかり!ママのことなんか嫌い!
靴を急いではいて、
あてもなく走った。
どこに向かうなど、
目的もなく。
ママなんて
パパなんて
瑠澄なんて
嫌いだ。
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公園にはかっちゃん警官が。
かっちゃん警官は紅露に気づいて、横断歩道の向かい側まで来てくれた。
信号が青に変わった瞬間、走り出す。
その時…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。