しげの暴走を止められるのは俺しかおらへんのかもしれない。
俺がそうすることでしげの暴走が押えられるのならそれはそれで嬉しい。
殴られた痛みは全て快楽に変わり、傷は独占欲の表しやと思ってた。
今日も今日とて快楽に溺れる。
なんでこんなこと考えてんの？って思うやろ??
俺今しげのお望みを叶えてあげてるとこなん。
ベットに固定されて、肌まるだし。
目隠しされてしげのお望みを叶えてあげてるの。
ﾂｰ
ｼｹﾞｵｶside
目の前で真っ紅な血を垂らしてる俺の大好きな大好きな人がいる。
正直に言う。俺は好きな人が苦しんでるところが大好きだ。その瞬間がいつよりも誰よりも可愛いと思ってんねん。
そのせいで女には振られたけど、目の前のやつは違う。俺の欲を受け入れてくれる。
ﾍﾟﾛｯｼﾞｭﾌﾟｯ
ｼﾞｭﾙﾙｯ
神ちゃんの傷の手当て。痛そうだけどそこが可愛い。好き。大好き。大好きな感情じゃ抑えきれない。喰いたくなる。
俺の身体の1部にでもしたい＿。
首に圧がかかる
首から上がどくどくして息が出来ひん。
顔があと数センチでつきそうなとこまで来てる。
かっこいい。その狂気じみた大毅の顔。
俺大好きっ、♡
でもな、
そろそろ皆に逢わせてよ＿。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！