第17話

重なる大規模災害
ホットラインがなった。
「酒々井消防指令室です。鉄道の線路わきで、マンション火災が発生。その影響で、鉄道の脱線が起こりました。マンション火災、脱線、両方でドクターヘリを要請します。」
白石
負傷者どれくらいですか?
消防
マンション火災、今のところ4名。亡くなった人が2人、死亡確認もおねがいします。
脱線は2人、どちらも列車内での転倒で軽傷です。
消防
脱線は、避難完了、これ以上負傷者はでなさそうです。
マンション火災、避難、安全確認作業中です。まだ、けが人出そうです。
白石
わかりました。ピストンで医者を派遣します。
CS
ドクターヘリエンジンスタート
白石
先に、私と緋山先生、冴島さん行こう。
緋山
おっけー。
冴島
はい。
緋山
脱線の方が安全だし、安全なところを1つにまとめちゃおう。
冴島
トリアージタグ、準備しときます
白石
お願い。
現場は思ったほど混乱はしていなかった。
緋山
すごい。消防、仕事が早い。
白石
けが人が少なかったのが幸いしたかもね。
冴島
行きましょう。
白石
橘先生。白石です。
まだトリアージしていませんが、あまり、黄色タグ、赤タグいなさそうです。
名取先生、灰谷先生、雪村さんを派遣してください。
これからトリアージします。
橘だ。わかった。なんかあったら連絡しろよ。
白石
分かりました。
緋山
白石。マンション火災の方。現時点で緑が30人、黄色が3人、赤が2人。黒が2人。
住人は全部で60人。不在が、15人。
残りの8人はこれから避難だけど緑だと思う。
白石
わかった。
もうすぐ後発の人が来るから、そっちに緑は頼もう。

私は脱線の方のトリアージしてくる。
緋山
緑タグ、そこ曲がったところの小学校ね。
白石
わかった。
冴島
トリアージタグです。念のため多めにあります。
白石
ありがとう。
線路へはすぐにはいれた。
脱線はしているが、横転していなかった。
白石
消防、これからトリアージするので、歩ける人、火災と同じ、小学校に誘導してください。
消防
分かりました。
白石
緋山先生、黄色タグが2人、どっちも軽傷。
私は火災の赤タグに行く。
こっちを後発に任せよう。
緋山
了解。
白石
名取先生、灰谷先生、脱線の方の黄色タグ、どちらも軽傷。1人は火災の方の黄色タグにはいって。雪村さんは脱線の方のサポートに。
名取
了解しました。
白石は火災の赤タグの治療にあたった。
白石
翔北救命センターの白石です。
お名前言えますか?
患者
木村…和葉です。
白石
木村さん、どこが痛いですか?

体触りますね。
患者
腕が痛い
白石
骨盤は大丈夫だな。見当識障害とかもないから頭も大丈夫だ。
腕か。
患者
爆発音がして…そしたらなんか飛ばされちゃって。
腕をついたら…
白石
左上腕だ。

冴島さん!サポートはいれる?
緋山
いーよ。行って。
冴島
はい。
白石
よし。固定した。
緋山先生そっちどう?
緋山
こっちはあとちょっと。
ヘリ来たら先そっち行って。
白石
わかった。
消防
ヘリ来ました。
白石
行ってくる。
冴島さん、来て。

緋山先生雪村さん来たからサポートはいってもらう。
緋山
ありがとう。
白石
こちら翔北ドクターヘリ。
患者情報です。24才の女性左上腕骨折です。
翔北、了解。医者の手、足りてるか?
白石
大丈夫です。今緋山先生が見てる患者、フェローたちが見てる患者はドクターヘリで搬送します。
それ以外は白車、マイクロバスも派遣してもらってるので近くの総合病院に。
OK。なんかあったら無線で。
白石
分かりました。
こうして二時間後、病院は一段落ついた。