前の話
一覧へ
次の話

第3話

ほっとけません!
9
2022/08/26 22:41
カチャッッッッ
ルイ
クレアさん!?
クレア
クレア
失礼しますっ!
ルイ
・・・ちょっ、どうしたん!?
わたしはダカダカと2階への階段を上った。
カチャ
クレア
クレア
ロミオ!
ロミオ
ロミオ
・・・
ロミオ
ロミオ
・・・!?
クレア
クレア
大丈夫っ!?
しにかけてるってナスカさんから聞いて・・・
ロミオ
ロミオ
クレアさん・・・来てくれたんだ・・・
ありがとう・・・
ロミオ
ロミオ
たしかにちょっと・・・しにかけだけど・・・へーき・・・
クレア
クレア
アイス枕は?ぬるくない?替えてくるよ!
ロミオ
ロミオ
・・・。
また、ダカダカと1階へと下りた。
ルイ
クレアさん、ロミオの部屋行ってないよなぁ?
うつったら大変やから、近寄ったらアカンよ。
クレア
クレア
ほっとけません!
クレア
クレア
だって・・・ロミオがしんじゃったら・・・
ルイさんはぽかんとしていた。
ルイ
く、クレアさん・・・?
階段から1階を覗いていたロミオも、ぽかんとしていた。
そして、ルイさんは、ニコッと笑った。
ルイ
大丈夫。
ただの風邪やから。
そんなに心配しなくても、大丈夫よ。クレアさん。
ごめんなぁ。心配かけたね。
ロミオ
ロミオ
(クレアさん・・・な、泣いてる・・・。)
ルイ
今日はもう、帰り?
クレアさんにうつして、牧場の仕事できんなったら、困るやろう。
クレア
クレア
明日も、来ます・・・。
ルイ
クレアさん・・・。
ロミオ
ロミオ
・・・。
・・・。
・・・。
ルイ
ロミオー。起きとる?
ロミオ
ロミオ
うん。
ルイ
クレアさん、えらい心配しとったで。
ロミオ
ロミオ
・・・。
ルイ
ナスカちゃんに、しにかけだーとかなんとか、言ったんやろ。
ナスカちゃんから聞いたって、言うてたで。
ルイ
重い病気なんやないかって勘違いして、クレアさん大泣きして・・・
ルイ
いい子やんか。クレアさん。
ロミオ
ロミオ
・・・そうだよ。
ルイ
え?
ロミオ
ロミオ
・・・なんでもない。
クレア
クレア
(とりあえずロミオが、ただの風邪みたいでよかった​───────・・・)
その時・・・秋の風が、ヒュルルと吹いた。
クレア
クレア
(​───────もう、秋も、終わるな。
・・・聖夜祭の日、楽しみだな。)
カチャ
ルイ
クレアさん。今日も来てくれたん?
クレア
クレア
はい。
ルイ
ごめんなぁほんとに。
クレア
クレア
いえ。
カチャ
ロミオ
ロミオ
クレア・・・さ・・・
クレア
クレア
だいぶよくなった?
ロミオ
ロミオ
まあ・・・昨日・・・よりは。
頭痛もないしね・・・。
クレア
クレア
でも、元気ないね・・・
・・・そりゃそうか・・・。
ロミオ
ロミオ
・・・。
クレア
クレア
・・・。
ロミオ
ロミオ
ハハハ。
クレア
クレア
な、なに・・・?
ロミオ
ロミオ
なんか、こんなに心配してくれるの、クレアさんだけだね。
クレア
クレア
え・・・?
ロミオ
ロミオ
こっちの話。
ロミオ
ロミオ
あっ、今度さぁ。
牧場に遊びに行ってもいい?
ロミオ
ロミオ
もちろん完治した時ね。
クレア
クレア
え・・・
ロミオ
ロミオ
あ、嫌、かな?
クレア
クレア
いいよ。
ロミオ
ロミオ
やった!
クレア
クレア
動物に変な名前ばっかつけてるけど・・・
ロミオ
ロミオ
ハハハ!気になるなぁ。
ロミオ
ロミオ
・・・クレアさん。
クレア
クレア
ロミオ
ロミオ
・・・ありがとうね。
ロミオ
ロミオ
・・・ボクみたいな男、イヤだったら、他のヤツのとこいっちゃっていいんだよ。
クレア
クレア
​───────!?

プリ小説オーディオドラマ