僕が息を切らしながらも向かったスタート時点
時々後ろを振り返り自分と相手の間を確認しながらスタート時点の近くを見渡す
だがどこに行ってもるぅとくんの姿はない
た、助けてって、!
僕の後をおってきた妖怪が僕を捕まえようとする
誰もいないのなら助けを求めるんじゃなくて自分で
少し妖怪との距離を話して遠距離攻撃の作戦を立てる
事前に持ってきた遠距離用に使える銃と短距離用に使えるナイフがある
遠距離でどんどん攻めよう
バァァアン
僕の小声の合図と同時に銃を撃つ
だが妖怪はビクともぜず僕の事を蹴っ飛ばした
ダメだもっと攻めないと
遠距離で攻める方法は
飛ばされた勢いを上手いように使い妖怪にバレないよう背後に立つ
こうなったら遠距離じゃなくて短距離で
僕は今持ってる狂気の中で1番効果があるナイフを背中に刺した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。