深夜
緋山 全然眠れない...(お腹痛いなぁ)
緋山 今何時だ?...1時か...
ガラガラ
藍沢が入って来て点滴をかえた
緋山は寝たフリをした
藍沢 緋山。起きてるんだろ
緋山 なんであんたはそんなにわかるわけ?
藍沢 10年も一緒にいるんだぞ
緋山 そっか
藍沢 体調はどうだ?
緋山 平気(心配かけたくないし嘘つこう)
藍沢 体調悪くなかったら普通寝れるだろ
緋山 ...
藍沢 具合悪いんだろ
緋山 お腹痛い...めっちゃ痛い...
藍沢 痛み止め打っておく
緋山 ありがとう
藍沢 おやすみ
次の日
緋山は気持ち悪くて目が覚めた
ガラガラ
冴島 緋山先生...大丈夫?凄い顔色わるいよ
緋山 気持ち悪い...
冴島 吐けますか?吐いたら少し楽になるよ
緋山 うん...ゔぅ...吐けない...
名取が入って来た
冴島 緋山先生吐けないって
名取 わかりました
名取は緋山の口に指を入れた
冴島は胃のあたりを押した
緋山 🤮
緋山 ありがとう...楽になった
冴島 頑張ってね
緋山 うん
ガラガラ
白石が入って来た
緋山 おはよ白石
白石 緋山先生辛そう...
緋山 大丈夫だよ
白石 仕事のことは心配しなくていいからね
緋山 わかった。ありがとう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。