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第35話

30話*.+゚
その後も斬撃を繰り出していると、突然鼓膜が破れるほどの凄まじい断末魔と揺れが襲いかかる



鬼の気配が一瞬濃くなり、またすぐに薄くなる



おそらく炭治郎達が頚を斬ったのだろうが、それでもこれ程抗う力があるとは思っていなかった



足元が厳かになっていたあなたは、突然襲ってきた揺れに耐えられず、思わず体勢を崩して後ろに倒れ込む
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
きゃっ…!
我妻 善逸
我妻 善逸
!!
突然の揺れに足を滑らせて転びかけると、善逸が技も使っていないのに一瞬であなたの側に来て抱き抱える
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
善逸…?
善逸の腕の中で見上げてみるが、やはり寝ている



顔はキリッとしているが、どうしても寝ている印象が強すぎてかっこよく見えないのが現状



が、あなたを助けたいという思いが無意識のうちに善逸を突き動かしたのだ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッありがとう!
感謝を告げて腕から抜け、倒れかける列車の中でなるべく多く技を出す。最低限の衝撃に抑えるために



ここまで呼吸を使いすぎて正直もうくたくただが、戦いは終わっていない。ここで疲れてなどいられない



先程のような油断はしないよう細心の注意を払いつつ、今持つ力を出し切って連撃する
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッうっ………はぁ……
煉獄も同じことをしてくれたおかげで、列車はそこまで衝撃を受けることなく倒れる



窓から外に放り出されたお陰で骨が痛むが、そんなこと気にせずに立ち上がる



近くに善逸もいて、確認すると頭から血を流している



それに焦りつつも周りを見渡すと、一般乗客がちらほら放り出されていた
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッごめん、後で診るから!
鬼殺隊員より一般人を優先しろとくどいほど言われてきた



善逸の頭から出ている血を軽く手拭いで拭き取り、謝ってそのまま一般乗客達に駆け寄る



パッと見て怪我が酷そうな人を優先的に怪我を診ていく



これでもあなたは医療に携わっているから
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
……これで、一通りは…あとは隠に任せるか…
大人数全員を診て回ることはできず、へとへとになって地面に突っ伏せる
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
善逸も大丈夫そうだし、煉獄さん、炭治郎、伊之助、禰󠄀豆子は…
日輪刀を拾い、折れてしまった肋骨を庇いながら足を引きずる



どうやらさっきの衝撃でヒビが入ってしまったようだ



体のあちこちが悲鳴をあげているが、完全に鬼はいないか確認しないといけない



まだ、夜は明けていない_






胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
!!煉獄さん!炭治郎!伊之助!
やっとの思いで列車の最前車両へ行き、3人に合流する



炭治郎は重症。あとの2人は軽症か無傷だろうか
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
胡雪か!お陰で被害を最小限に留められた!感謝する!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
いえ、全員生きていて良かったです
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
君ももう休め。その調子だと骨が折れているだろう
気遣ってくれる煉獄に「大丈夫ですよ。まだ鬼がいるかもしれないですから」と言って断る



立っているのもやっとなので、日輪刀を地面に刺して体重をかけてなんとか体を支える



と…



ドォォォォン!!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
!!
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
!!
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
!?
大きな音ともに土埃が舞う



数秒かけて落ちていく土埃を凝視すると、そこにいたのは…











"上弦の参"だった
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
上弦の…参…
上弦という文字を見ただけであなたの怒りはかなり湧き上がっていた



"最愛の姉2人を奪った"上弦と、同じ立場の鬼_…


胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(カナエ姉さんを殺され、しのぶ姉さんを喪い…)
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
同じ上弦なら、容赦はしない…