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第19話

15話*.+゚
産屋敷 かなた
産屋敷 かなた
はい
お館様のご息女であるかなた様は、手紙を取り出して顔の少し下に広げる



「こちらの手紙は…」と話し始めるかなた様を、あなたはしっかり見つめる



もしかしたら炭治郎の育手である鱗滝左近次が炭治郎を処罰するかもしれなかったから



しかし、そんな心配は必要なかった



禰󠄀豆子のために3人の命がかけられているとわかった



あなたは安心すると同時に、険しい顔になる
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(もしかしたら…)
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(……ううん、違うよね)
頭を軽く振って考えを弾き飛ばす



その間にも話は進んでいたらしく、あなたは再び顔を上げる



しかし、どうやら最悪な場面だったようだ



実弥が癇癪を起こしていたからだ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
し、不死川さん…
と手を伸ばして座らせようとするが、実弥は自分の腕を切って血を禰󠄀豆子の入る箱に落としていた
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
!(まずい…!)
そう、実弥は"稀血"だから



普通の血よりも栄養価が高く貴重なため、鬼が好んで食べる血肉
不死川 実弥
不死川 実弥
おい鬼ィ。食事の時間だぞォォ!!
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
禰󠄀豆子…ッ!!
伊黒 小芭内
伊黒 小芭内
不死川。日向ではダメだ。日陰じゃないと出てこない
不死川 実弥
不死川 実弥
…お館様。失礼、仕る
と言って、実弥は箱を片手に座敷へと移動をする



取り返したい気持ちで山々だが、禰󠄀豆子が人を喰わないということを証明しないといけない



グッと自分を押し殺す



その間にも、実弥はドスドスと箱ごと禰󠄀豆子を刺す
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
やめろぉぉぉぉ!!
炭治郎が動こうとするが、急に上からドスッと伊黒に押さえつけられる



それでも動こうとする炭治郎に、あなたは呆れながら声をかける
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
炭治郎。肺が圧迫された状態でそんな無理して息したら血管が破裂するよ。やめな
宇髄 天元
宇髄 天元
血管が破裂!!いい響きだな!よし破裂しろ!!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
何言ってんですか
派手なことに反応する宇髄を宥めつつ、隣にいる炭治郎の頭をそっと撫でる



その優しくて手慣れた手つきに多少の落ち着きを取り戻した炭治郎は、あなたのことをゆっくり見上げる
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
!胡雪、さん…
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
大丈夫だから。禰󠄀豆子はきっと拒絶する
根拠なんてない



ただ、あなたが信じたいものを信じただけ



気づけばあなたは叫んでいた



とても必死に…










胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
……ッ禰󠄀豆子!!