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第41話

36話*.+゚
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…動き出したね、上弦
屋根の上に立つあなたは険しい顔をする



遠くから上弦の気配と炭治郎の気配を感じる



油断は禁物。絶対に気を抜いてはならない
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
こっちには気配なし…てことは、炭治郎の加勢行くか
瞬時に判断したあなたは一瞬でその場を後にし、戦っているであろう炭治郎の加勢に向かう



すると案の定、上弦の鬼と死闘を繰り広げていた



少しでも上弦と渡り合おうと戦う炭治郎はもうギリギリ。柱であるあなたが助太刀しなければ負けてしまう状態
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
雪の呼吸・壱ノ型_花弁雪
堕姫
堕姫
!!
攻撃を仕掛けるがなんなくかわされてしまう



と言っても、炭治郎から堕姫を引き離す為の攻撃だったから、避けられても特に問題なし



距離を取った堕姫を確認し、警戒は解かずに後退りする



そのまま炭治郎に駆け寄り、玖ノ型で傷や疲れを癒してあげる
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
あ、ありがとう!!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
私が来るまでよく耐えたよ。一緒に戦おっか
堕姫
堕姫
柱……あなた柱だったのね
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
だったら何?
堕姫
堕姫
残念だわ。あなたは今まで入ってきた遊女の中でも1番美しいのに
堕姫
堕姫
喰べるのが勿体ないわね。鬼にしようかしら
上弦の鬼は柱に鬼になろうと誘うのが好きなのだろうか



無限列車のことを思い出して顔を顰めるが、相手には悟られないように平然に話す
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
鬼になんてならない。私は人間のままでいる
言い終わる前に斬りかかる



が、相手は上弦。簡単に見切られる



帯が飛んでくるが難なく避け、技を繰り出して次々と飛んでくる帯を斬っていく



炭治郎は柱には遠く及ばないが、なんとか渡り合おうとしている
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
空中にいるあなた目掛けて飛んできた帯を身を翻して避け、連続で斬っていく



しばらくそうして攻防を繰り広げていると、突然飛んできた帯が堕姫へと吸い込まれていった
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
なっ…
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
帯が、吸い込まれてる…!?
みるみるうちに黒髪から銀髪へと姿を変えた堕姫



容姿だけではなく、気配が違う。強くなっている



柱であるあなたさえも若干気圧されるほどの威圧。流石上弦



しかしあなたは、一瞬にして冷静な表情に戻る



自分の予想が正しければ、相手は"上弦じゃない"から
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(見た目だけの上弦。"本物の上弦の陸"は別にいるね…)
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
(なんて禍々しい匂いだ…喉の奥が痺れて痛い…!)
とその時、「うるさい!!」と男の人が店の外に出てくる



当たり前だ。鬼と戦うなど言っていないのに、急に外でどんちゃん騒ぎされているのだから



それにつられるようになんだなんだと外に出てくる人達に「ダメ!!出てこないで!!」と叫ぶが、その甲斐も虚しく堕姫は帯を振る
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッあぐっ…
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
あなた!!
男の人を庇うように前に出たあなたは、肩に深くて大きな傷を負ってしまう



「大丈夫。大丈夫だから、鬼を斬らないと…」と震える足に喝を入れて刀を構える



炭治郎は怒りに震えていて、あなたは眉を顰めて見る
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(おかしい…気配が、何か違う…)
あなたが目を凝らしていると、炭治郎の目の周りが赤くなる



人間に稀にある現象。怒りが通常の容量を超えると瞳が赤くなるのだ



怒りが頂点に達した炭治郎は、目から血を流して我を忘れている
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッ炭治郎!ダメ!!
必死に叫ぶが、炭治郎はもう堕姫の元へ飛び上がり、斬撃を繰り返していた



あなたはなんとか動こうとするも、出血と傷のせいで動けず、そのまま倒れる



力を失った体に力が入れられず、砂利や砂混じりの地面に突っ伏して苦しげに歯を食いしばる
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
う"っ……こんなところで、死ねない、の…に…ッ!
日輪刀を握りしめたまま、あなたの意識は完全になくなった