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第40話

35話*.+゚
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…なんですかこの地獄は
宇髄 天元
宇髄 天元
テキトーに化粧した
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
はぁ…
あなたが溜息を吐いているこの場所は、藤の花の家紋の家の一室だ



宇髄の命令によって着付けと化粧をさせられたあなたは自分でやったのだが、部屋に戻ると目を覆いたくなった



宇髄の言うテキトーそのままに化粧された3人は、見るに耐えないほど醜かった



顔は白粉おしろいで塗りたくられ、口紅はぐちゃぐちゃ、睫毛はよくわからない方向に飛んでいるし、髪の毛も無理矢理止められて今にも外れそうだ
善子
善子
なんで!あなたちゃん可愛すぎるでしょっ!!元々可愛いのにもっと可愛くなったら俺もたないよぉぉぉ!!!
炭子
炭子
似合ってるぞあなた!!ニコッ
猪子
猪子
なんか雰囲気ちげーな
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
あ、ありがと…?
宇髄 天元
宇髄 天元
…お前、花魁なれるぜ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
誰がなりますか
褒めてくれる3人はさておき、花魁になるのを勧めてくる宇髄にツッコんで善逸の前にしゃがみこんで顔を近づける



急な事に顔を真っ赤にする善逸に気付かず、あなたは目を細めてジッと見つめる
善子
善子
へっ、な、なに!?///
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ん〜…善逸が1番テキトーですよ宇髄さん…
チラッと目線だけを動かして宇髄を見ると、明らかに興味がなさそうに「おー」と言ってる



あなたは「はぁぁ…」と溜息を吐き、重たい着物の端を持って「善逸、おいで。やり直してあげる」と言って隣の部屋に促す
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
あ、次炭治郎と伊之助もやるからね
とだけ言ってパタンと襖を閉じ、善逸の化粧を一旦全部落としてから再び化粧をする



1人数十分かけて化粧をし直していき、やっと終わった頃には1時間以上経過していた



時間がかかりすぎたことは反省しているが、あなたはこれいいかもしれない…と自画自賛する



先程とは打って変わり、美人な炭子、善子、猪子ができたと思う
宇髄 天元
宇髄 天元
…お前やるな。やっぱり花魁に…
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
なりません
宇髄 天元
宇髄 天元
それか俺の嫁だな
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
もっと嫌ですね。早く行きますよ











その後、炭治郎はときと屋に、善逸とあなたは京極屋に、伊之助は荻本屋へと売られていった



あなたに関しては炭子達の倍以上で高く売れたのだという



















その後、何故か善逸と共に三味線と琴を習わされたあなたはそろそろ限界だった



こんなジッとしているより、刀を振って鬼を斬る方が性に合っている



数日間そんな生活を送りつつ、あなた達は情報を共有していた



この日も全員で集まってやるはずだったのだが…
















宇髄 天元
宇髄 天元
善逸は来ない
炭子
炭子
善逸が来ないってどういうことですか?
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
そのまんまの意味。昨日から行方がわからない
宇髄 天元
宇髄 天元
…あなた以外ここを出ろ。階級が低すぎる
宇髄 天元
宇髄 天元
ここにいる鬼が上弦だった場合、柱じゃない奴は対処できない
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…てことだから、2人はすぐに花街ここから出て。後は私と宇髄さんで動くから
炭子
炭子
いいえ宇髄さん、あなた!俺たちは…!!
宇髄 天元
宇髄 天元
恥じるな。生きてる奴が勝ちなんだ。機会を見誤るんじゃない
そこで言葉を切った宇髄はフッ…と姿を消し、あなたも後に続いて姿を消す







鬼の気配が少しずつ濃くなっている



決戦はおそらく今日の夜
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(上弦だろうな…)
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
……よし。せめて相打ちに持ってかないと
死ぬ覚悟はとっくにできている



このまま生きて帰れなくても、鬼狩りとして、人間として死ねるなら怖くない



それこそ、上弦相手にどれほど通用するかなんてわからない。ただ、自分のできる戦い方をするだけ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
宇髄さんの言う通り、"ド派手"だねぇ…
悔しい気もするが、彼の言葉を少し借りる











今まさに、ド派手な遊郭でド派手な戦いが始まろうとしていた_