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第22話

17話*.+゚
ガラガラッ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…失礼
ボソッと呟きながら蝶屋敷の中へ入る



怪我人でもいるのか、奥の廊下からはドタドタとした騒がしい足音と、指示を出す鋭い声が聞こえてきた
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(…いないなら帰ろ。うん、帰ろ)
内心安堵しつつ、クルッと後ろを振り向くと…




胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
わっ!?















後ろに立っていたのは、ニコニコとしたしのぶだった



流石柱。気配が全くなかった



と言いつつも、あなた自身ボーッとしていて気付いてなかった



会いたくないと言っていたのに見事にフラグを立てたあなたは、汗を垂らしながら戸惑う
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…すみません、私帰…
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
ガシッ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ひぇ…
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
帰る?その深い傷で?何を言ってるんでしょうニコッ
笑っているのに、暗黒微笑とはこのことか



あなたの腕をガシッと掴むと、しのぶはそのまま引きずる
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ちょっ…離してください…!
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
自分の怪我の具合もわからない人は黙っていてくださいね
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
(なんでよりによってこいつに会うの…!!)
しのぶは力が弱いはずなのにあなたを掴む力は強く、漂うオーラもドス黒いためにあなたは諦める



せめて、これ以上会話しなくても済みますように…と願いながら























胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
……痛いんですけど
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
当たり前です。怪我も酷いし染みるの使いましたからニコッ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
相変わらずニッコリと怖い笑みを浮かべながら告げるしのぶに引きつつも、あなたは立ち上がる



これ以上ここに用はないとでも言いたげに
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
……手当て、感謝します。それでは
胡蝶 しのぶ
胡蝶 しのぶ
…あなた…
扉に向かうと、後ろからしのぶの細い声が背中にかかり、思わず足を止める



扉に手を掛けたまま、振り返らずに黙る



数秒の沈黙が流れた後、あなたは頭を軽く振って後ろを振り返らずに部屋を出て行く



あなたの足音を遠くに感じながら、しのぶは目を伏せて溜息をついた























胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…亡霊、雪に紛れて交わらん
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
羽を失った蝶は死を待つのみ















表を見ず、裏を見る







生を望まず、死を眺める







光を求めず、影に逃げる







冷え切った蝶は、片羽を探す_