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第42話

37話*.+゚
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッゲホッ!ゴホッ…!
血を吐きながらあなたが目を覚ますと、先程まで見ていた街は地獄と化していた



家々は壊され、潰れ、最早原型を留めていないものがほとんどだ



人も多数殺され、辺りが血だらけで鼻が狂いそう
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
なに、あれ…禰󠄀豆子…?
肩を庇いながら立ち上がったあなたは、遠くに見えた禰󠄀豆子らしきものを発見する



炭治郎が押さえつけているあたり、鬼化が進んで暴走しているのだろうか
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッ傍観してられない。助太刀に入らないと…!
隣に放り出された日輪刀を震える手で握り、地面に突き立ててなんとか体を起こす



ボタボタと血が滴り落ちる傷をできるだけ塞ぎ、その場を駆け出す












胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
!!
部屋を覗くと、頚を斬られた堕姫と宇髄と炭治郎と禰󠄀豆子がいた



角が生え、体中に蔓のような模様が描かれている



そして何より、気配も見た目も行動も鬼化が進んでいる。それに加え、重度の飢餓状態にも陥っているはず



暴れる禰󠄀豆子が飛び上がって炭治郎諸共落ちていくが、今は上弦に集中しなければ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…あらまぁ、随分と酷い様だね
宇髄 天元
宇髄 天元
!?おまっ、なんだその怪我!!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
柱なのに初っ端からやられちゃって。ついさっきまでおねんねしてました
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
これでも型で少し治しましたよ
玖ノ型・夢幻香・雪夜月の輪廻で4分の1ほどは治していた



が、型を使っても体に負担がかかって傷が酷くなるだけ。だから少ししか使わない。使えない



呑気に話すあなたを本気で心配していた宇髄だったが、溜息を吐いて刀を構える



そんなあなた達をさて置き、何故か一向に体が崩壊しない堕姫は、急にギャン泣きし出す



宇髄と同時に斬りかかるが、一瞬で姿が見えなってしまった
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
なっ…!?
堕姫の背中からもう一体の鬼が出てきて、堕姫の頚をくっつける



気配からして、おそらくこっちが本物の上弦の陸…



またまた同時に斬りかかるも、宇髄は頭を、あなたは頬を深く斬られる
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
そーゆーのいいって…大人しく斬られてくれない?
妓夫太郎
妓夫太郎
いいなぁお前ら。その顔いいなぁあ
妓夫太郎
妓夫太郎
男は上背も肉付きもある。いいなぁあ
妓夫太郎
妓夫太郎
女は美人だなぁ。妬ましいなぁあ
無表情のまま鬼と対峙する



ハッキリしない喋り方だが、強さは本物。喋り方に惑わされては足元を掬われる



目つきを鋭くして睨むあなたを、目の前の鬼はなんともないように受け流す
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
話は終わり?
妓夫太郎
妓夫太郎
俺の血鎌は猛毒があるのに、いつまで経ってもお前らは死なねぇじゃねぇかオイ。なあああ!!
宇髄 天元
宇髄 天元
俺の家系は忍なんだよ。耐性つけてるから毒は効かねぇ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
私は昔から毒を使ってるから…別に…
その後は毒が効いていると煽られ……まぁ事実だが、斬り合いが始まる



あなたは宇髄に比べて上背も力もないから、どちらかと言えば援護にまわる方が戦い的には有利だ



宇髄の行動を瞬時に判断して一手先まで読み取り、それに合わせて行動する
妓夫太郎
妓夫太郎
結局俺たちが勝つのになぁあ。無駄な悪足掻きだよなああ
嘴平 伊之助
嘴平 伊之助
それはどうかな!?
大きな風穴が開けられた壁から伊之助と善逸が入ってくる



善逸の生存が確認できたことに喜びたいところだが、上弦相手に隙を見せられない



一切気を抜かず、神経を研ぎ澄ませる
嘴平 伊之助
嘴平 伊之助
俺を忘れちゃいけねぇぜ!この伊之助様とその手下がいるんだぜ!!
とその時、天井の穴から箱を背負った炭治郎がドン!と宇髄とあなたの前に着地し、守るように立ちはだかる
妓夫太郎
妓夫太郎
下っぱが何人来たところで幸せな未来なんて待ってねぇからなあ
妓夫太郎
妓夫太郎
全員死ぬのにそうやって瞳をきらきらさすなよなあぁ
炭治郎が微かに震えていると、宇髄が「勝つぜ!俺たち鬼殺隊は」と声を出す



明らかに不利で押されている状態であるというのに、その表情と声色は負けることを知らないかのようだった
堕姫
堕姫
勝てないわよ!頼みの綱の柱が2人とも毒にやられてちゃあね!!
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
!?(宇髄さんとあなた、毒が…!?柱2人が…!!)
宇髄 天元
宇髄 天元
余裕で勝つわボケ雑魚がァ!!毒回ってるくらいの足枷あってトントンなんだよ
宇髄 天元
宇髄 天元
人間様を舐めんじゃねぇ!!
宇髄 天元
宇髄 天元
こいつらは3人共優秀な俺の"継子"だ!逃げねぇ根性がある!!
宇髄 天元
宇髄 天元
この女に至っては上弦の参相手にも渡り合った女なんだよ!舐めんな!!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
ッ宇髄さん…
あなたが自分が弱いせいで煉獄を死なせてしまったと負い目を感じているのに気付いていたのだろう



本心とも言える宇髄の言葉に、場違いながらもあなたは泣きそうになっていた



が、気は抜けない。頭を振って再び斬撃を繰り出す







長い夜は、果たしてどちらに味方をするのだろうか_…