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第32話

27話*.+゚







小雪
小雪
合同任務!合同任務ゥゥ!!
小雪
小雪
炎柱ト共ニ無限列車ニ向カエ!!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…了解
縁側に座って日向ぼっこをしていたあなたは、正面から飛んできた小雪から伝令を受けて立ち上がる



柱2人が任務に向かうのだから、相手は十二鬼月で間違いないはず



隣に置いていた刀を腰に挿し、1回上に伸び上がって「よしっ」と気合を入れて走り出す



駅といえば少し距離がある。あなたの足でも数十分はかかるだろう



流れていく景色を横目に、微かな甘い匂いも運ばれてくる



空には多彩な鳥達が自由に飛び回っていて、鬼の恐怖など知らぬのかと思うほどにのびのびとしていた
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
一仕事しますかぁ…
上弦がいるかもしれないというのに呑気な声で話すあなたの表情に、恐怖も怯えも曇りもなかった











***











胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
あなたが列車に乗り込んで煉獄を探していると、「うまい!うまい!」という大声が聞こえてくる



その声にあなたも乗客もビクッと体を震わせ、訝しげな目で見てしまう



背もたれから覗く黄色と赤色の派手な色が目立っており、嫌でも目に止まる



間違いなく煉獄のものだ
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…煉獄さん、お隣失礼します
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
胡雪か!!
突然こっちを振り向かれて多少後ずさるが、隣に腰を下ろして一息つく
煉獄 杏寿郎
煉獄 杏寿郎
うまい!うまい!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
煉獄さん、少しお静かに
大声で叫ぶ煉獄に注意し、肘を置いて窓の外をボーッと眺める



駅には多種多様な服装をした人で溢れ返り、息が苦しくなりそうだ



…と、和気藹々とした多彩な声が聞こえてきた
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
あ、あなた!!
胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた
…?クルッ
我妻 善逸
我妻 善逸
あなたちゃぁぁぁぁぁん!!
嘴平 伊之助
嘴平 伊之助
あ!?誰だてめぇ!!
竈門 炭治郎
竈門 炭治郎
あなたは柱だ!!
嘴平 伊之助
嘴平 伊之助
なんだ!お前つえぇのか!!
この3人か…と小さく溜息を吐き、「こんにちは」と小さく挨拶をする



蝶屋敷にいる時、伊之助のことは遠目から見ていたから知っているが、相手は知らなかったようだ



善逸と伊之助は通路を挟んで隣の座席に、炭治郎はあなたの前に座る



善逸が「炭治郎お前…あなたちゃんの前とか許さねぇからな…」などと意味のわからないことを言っていたが特に気にしないことにする



列車が走り出すと、伊之助は身を乗り出して興奮し、善逸はそんな伊之助を引っ張って戻そうとしている



煉獄が鬼が出ると言うと善逸は相変わらずうるさく騒ぎ出す。ほんとに相変わらず



周りにうるさい人間しかいないことに頭を抱えたあなたは、流れてゆく景色に目を向ける



途中で切符を拝見しにきた車掌さんに切符を渡して切り込みを入れてもらい、騒ぎ立てる善逸を呆れたように見つめる




























胡雪 (なまえ)
胡雪 あなた











あなたは夢を見ていた



何年も前の、幸せが崩れる前の日常の風景を



カナエが生きている



まだ演技をする前の素のしのぶがいる



今みたいにニコニコしていない虚無のカナヲがいる















そして、無表情ではなく、カナエのように優しい笑みを浮かべたあなたがいる_