兄「いってきまーす」
「いってらっしゃーい!」
ブルルルル
ん?
私の携帯じゃないし、、、
あっ、お兄ちゃん忘れてる
気がついたらお兄ちゃんたちが練習してるところについてた。
うん、はや
受付「おはよー」
「おはようございます、今日も兄の忘れ物です、呼んで貰えますか??」
受付「今日も大変ねぇ笑」
「そーなんですよ、」
受付「あ、もうあなた不審な人じゃないってわかったから楽屋いっていいよ、えっとまっすぐいったとこの7番目の扉」
「え、いいんですか、ありがとう!!!」
受付「大変そうだし笑」
「いってきまーす」
お兄ちゃん、すぐ忘れ物するから届けにきてたら受付の人に覚えられちゃった、てへっ
えっと、ここかな??
コンコン
?「はーい」
?「失礼ですが、ファンの方ですか、」
「あ、ちがいます」
?「大吾ー?誰ー?って、」
「「お兄ちゃん(あなた)」」
「お兄ちゃんまたスマホ忘れてるよ?」
「助かったー、さんきゅ」
?「え、兄妹??」
?「そーやで大吾」
「あっ、どーも、兄の丈くんがお世話になってまーす」
藤原「あなた学校は??」
「あー、行かなーい」
藤原「行きなよ」
「だってお兄ちゃんに会いにくるのに疲れちゃった」
藤原「ありがとう、でもあなたもうちょっとで留年やろ??おくってってあげるよ」
「ありがとう、いいの??」
藤原「もちろん」
「じゃ、失礼しまーす、はやくいこっ」
藤原「てことで、送ってきまーす」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!