第116話

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2021/09/07 14:00





車を運転して、会社に着いた。



自分でも驚くほどの速さで車を止めて、



走った。


Y
Y
テヒョナっ!!!!
Y
Y
テヒョナー!!
グク
こっちです
Y
Y
グクくん!!



名前を呼んでいると、



グクが包帯やらを持ってわたしを案内してくれた。



グク
怪我したこと知ってたんですか??
Y
Y
ちがう
Y
Y
…ハナのストーカーがそう言ったの
グク
ストーカー…
グク
大きい怪我ではないんですけど、
頭から出血してたので初めてですけど
包帯頑張って巻きました
Y
Y
ありがとう…泣




そうやって説明してくれるグクが



テヒョンを見つけ、治療してくれてたことに



とても安心と嬉しさで涙が出た。



グク
ヒョン
テヒョン
あ、グクー……、と??
テヒョン
あなた先輩??
Y
Y
テヒョン!!
テヒョン
先輩なんでいるの??



ポカンとしたテヒョンの顔はちょっと驚いていた。


Y
Y
ハナのストーカーに言われて飛んできた
テヒョン
ハナ先輩は??
Y
Y
ジンが助けに行ってくれてる
テヒョン
ホッ……
テヒョン
良かった
Y
Y
そういえば、あいつに何されたの??
テヒョン
え??
テヒョン
ああ、、…なんか先輩とハナ先輩の
あとをつけてたから止めたんですよ
Y
Y
うん
テヒョン
そしたら、ガンっ!!…って壁に叩きつけ
られて、気を失っちゃいました☆テヘ
Y
Y
…ごめん
テヒョン
先輩は謝らないでください
Y
Y
…うん
グク
…あの
グク
早くヒョンの所に行きましょうよ
グク
ヒョンも危ないです
Y
Y
だね
テヒョン
行こう行こう
Y
Y
テヒョンはもう家にいて?!
テヒョン
えー
Y
Y
ちゃんと連絡するから!!!
テヒョン
はい
グク
僕がヒョンを家に帰します
グク
あなたさんはヒョンの所行ってください
Y
Y
うんっ!!




そう言って、また車を停めた場所に戻る。



車に乗り出し、シートベルトをつけると、、



Y
Y
💭あ…、?あれ…??
Y
Y
💭わたしどうやって運転してたっけ??
Y
Y
💭…こわい
Y
Y
💭ジンとハナが危ないのに…わたし…



その時、車が開いた。



ジミン
僕が運転するからヌナは降りて
Y
Y
ジミン…??
ジミン
ヒョンから連絡きた
ジミン
早く隣に
ジミン
飛ばすからね?
Y
Y
うん…、泣
Y
Y
ありがと…泣泣



どうしてこう、みんな優しいんだろう。



色んな人に助けて貰って、、



びっくりするほど頼もしい人達だ。






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