アレから新人くんは同じ事務ということもあって
色々手助けが増えた。
毎回そうやって言ってくれる。
ジンやハナに迷惑をかけたくないから。。
テユンくんはそれを思ってとても心配してくれる。
そんなある日 、____________
朝に、出勤する前
ジンがわたしの顔色を見て休んだら、??
と声をかけてくれたことを思い出す。
ジンと同様にほっとけないようで
そう言って部長から許可をとって
空いてる部屋で寝ることにした。
すると、テユンくんはわたしの顔を覗き込んで
顔色をチェックしてくれてるようだった。
.
テユンくんは、そのままを顔を近づかせ
わたしの背中に手を伸ばして引き寄せた。
危うくぶつかりそうな距離で
わたしはテユンくんを突き飛ばした…はずだった
でも、何かが違った。
押した感覚が全く感じなかったのだ。
テユンの首根っこを掴んで
ジナは今までに聞いたことないような低い声で
そして、見たこともないような怖い顔をしていた。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。