あなたside
すると何故か二人共口を大きくあけて固まってしまった
竹治郎「…あなたさんというのですね」
常尚「ならこれからはフシミルさんではなく、あなたさんとお呼びしたほうがよろしいですか?」
あなた「あぁ、頼む……それとさっき固まっていたがどうしたんじゃ?」
聞いてみると二人共とも泣き出した
…え?何故!?
儂何もしとらんぞ?
竹治郎「あのフシミルさんの本名を知れるなんて…感動で…とても良い名ですね…とても美しく………(割愛)」
竹治郎が涙を拭いながら言う
んん?…なんか語り始めたぞ?
常尚「もう感激でございますぅぅ!世界一格好良く、美しく、綺麗でもう……(割愛)」
常尚は号泣しておるし…竹治郎と同じように語り始めてしまったし…
…成る程…そんなに儂の本名が聞けて嬉しかったのか…
あなた「落ち着け二人共」
儂も知らぬうちに有名になったのう…じゃが、色々と大変じゃ
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まぁ、なんやかんやあったが目的の部屋に着くことが出来た
竹治郎「着きました!」
あなた「じゃあ、早速中へ入って話し合おう」
二人に声をかけると…
竹治郎「はい!ならまず、あなたさんをしっかりもてなさないと!」
ん??
もてなす?
常尚「えぇ…なら、最高級のお菓子と最高級のお茶を…」
何故そうなった…
あなた「用意せんでよい。儂はくつろぎに来たのではなく話し合いに来たんじゃからな。」
常尚「ですが…」
あなた「ほら、早く行くぞ」
「いやしかし……」「あの英雄をもてなさないなんて…」と渋る常尚と竹治郎を横目に儂は部屋に入った
アンケート
テストどうだった〜?
良かった!!めっちゃ良かった!!
8%
手応えはあった……
10%
悪かった……めちゃくちゃ悪かったァァァァァ!!
5%
テスト?なにそれ美味しいの?
32%
ふっ…そんなの…気にしたら負けだぜ☆
45%
投票数: 149票
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。