#草薙寧々の想い
類は消えた。
私は次の都に行かなきゃ行けないから
今日の夜は、孤独で居たいの
いつもはしないような髪型で服で窓に座って
歌を歌う
自分でも感じる儚いメロディー。
私は、夢を見てたのかとか
私は本当に存在してるのかとか
あの日の夜は考え尽くしたけど、それはただ私を追い詰める理由でしか無かったから。でも、
あの時の言葉は存在してたから
私はその言葉以外何を
求めればいいのか分からないから
私は、あの言葉以外は求めない
何故かと、涙の海に溺れるのはもう嫌だ。だから…
私は私の歌を信じて歌い続ける。
たとえ届かなくても、私は歌いたいから
まだ記憶に住むあの声や姿、言葉を覚えている限り私は何も求めない。来世、類と一緒になるまで。
私は勢いよく振り向く
誰もいない。でも、
月の明かりはその場所を照らしてた
また、窓の外を眺める
何処かで、会えるって信じてる私が居る
独り言なのは分かってる、けど
妄想なのは分かってる、幻想だって
振り返ると、何かが落ちていた
それは、
スっ、と拾う
私は類の耳飾りを優しくぎゅっと包み込んだ
「寧々」
「類に」
追記
楽しみすぎてもう非公開作ってます(^^ω)