今日は珍しく、私、棘くん、パンダ、真希ちゃんとの合同任務があった。
呪霊はそこまで強くなかったけど、数がとっっっても多かった。
「はひぃ…疲れたな…」
「ツナツナ、高菜ぁ…」
パンダも棘くんも随分とお疲れのご様子。
『それにしても、真希ちゃんの呪具が役立ったね〜!』
「あぁ。私が使う呪具は長いからな。広範囲に攻撃が届く。」
シュッシュって呪具を扱う真希ちゃん、かっこよかった..........。
『やっぱ真希ちゃんってカッコイイよねぇ。女の私でも惚れちゃうよ〜』
「お?そう思うなら、私と付き合うk「おかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかおかかぁぁ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁあぁ!!!!」..........うるっさ。」
突如、棘くんが叫び始めた。え。
両手で×のポーズを作り、これでもかってくらいに大きく振り回している。(?)
「お〜棘。全力拒否じゃねぇか。」
『…どうしたんだろ。』
「お"か"か"ぁ"あ..........」
「わーってるよ。だからそんな地を這うような声を出すな棘。
あとファスナー閉じろ閉じろ私を呪うな。」
『棘くん、喉は大切にしなきゃ…』
「高菜、こんぶ!」
棘くんの喉を労ると、どこからかノドナオールを大量に取りだし、Vサインを作り、笑った。
いやどっから出したんだノドナオール。
________________________
__________________
____________
みんなと別れ、部屋に戻る途中、後輩の釘崎野薔薇ちゃんと出会った。
『あ!野薔薇ちゃん!』
「!!! あなたせんぱ〜い!!!」
声をかけると満面の笑みで駆け寄ってきた野薔薇ちゃん。とても可愛い!
『野薔薇ちゃーん!任務終わり?お疲れ様!』
「あなた先輩もですよね!お疲れ様です!」
ん〜可愛い!!!好き!!
「あっ、そうだあなた先輩!」
『んー?』
野薔薇ちゃんの方を見てみると、なんかニヤニヤしていた。可愛い。以上←
「先輩って〜!好きな人とか〜!居るんですか!?」
『........................……いないよ』(震え声)
「居るんですね!ありがとうございます!」
「あなた先輩って嘘つく時、2.6秒の間がありますもんね!あと声も震えるし!」
『い!いな、いないよ本当に!』
全力否定するも、野薔薇ちゃんのニヤ顔は止まらないぜ!(?)
そしてそのままパーッとどっかに行ってしまった。
うぅ................…なんか恥ずかし…
..........とか思っていたら、再び野薔薇ちゃんがやってきた。
「赤面してる先輩めちゃ可愛いので1枚失礼しますね!!!」パシャッパシャパシャッ
『えっ…?』
「はい可愛いありがとうございます!」
..........…またどっか行った…
嵐みたいな子だな..........
というか1枚以上撮ってたよね!?
..........…まぁ可愛いから許す←
________________________
__________________
____________
《写真を送信しました》
________________________
__________________
____________
『…はっくしゅん!!!』
「あ?あなた、風邪引いたのか?」
『…いや、引いてないけど…なんだろうね…うん。』
「アッッッ…(…棘がなんか言ってんだな、きっと。)」
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
みんな…無言宣伝してくれても、いいんやで?(ドヤっ)((((((((((((((殴
Next➥
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。