第4話

最低最悪のファーストキス
8,976
2019/04/29 11:15
それから一ヶ月。

学校にも慣れてきて友達もできた。
りな(友達)
あなたー
あなた

ん?

りな(友達)
食堂行こ〜?
あなた

うん♡

友達のりな。

可愛くて爽やか系の女子。
食堂に行って、アイスをもらって教室へ。

でも、廊下には黒板君とそのファンが道を塞いでいた。
りな(友達)
通れないね‥‥、
あなた

いいじゃん!通ろう!

そう言って、列の中に入っていった。

すると、女子につまずいて・・。
あなた

キャッ!

(ドッスン!と誰かにぶつかる)

ご・・ごめんな・・あっ!

ぶつかった相手は、黒板くんだった。
あなた

ご、ご、ごごごめんなさい!

将暉
ちっ、何しあがる
と、顔を高く挙げられた。
あなた

ごごごめんなさい・・
(ひいー(泣)怖いー)

将暉
ごめんですんだら警察はいらねー、

来いっ!
と、手を強く引かれて保健室に連れて行かれた。






〜保健室〜

保健室には先生はいなくて、黒板君と二人きり。
将暉
おい、お前確か隣の席だろ
あなた

はい‥‥、

将暉
シャツ、拭け
言われるがままにティッシュを持って黒板君の前に座った。

黒板くんはわざとベットに座っていた。
あなた

し、失礼します‥

将暉
‥‥‥、
黒板君のシャツについたアイスは、ベルトにもついていた。

一生懸命こすったけど無駄だった。
あなた

ご・・ごめ・・取れない

将暉
チッ。

おい
今度は顎クイをされた。
あなた

(ドキン・・)

将暉
体で払え、

(チュ・・)
と、舌チューーーー!?
あなた

ちょっ・・やっ・・んっっ!

黒板くんは私をベットに押し付けてまた舌チューを始めた。
将暉
んっ・・
あなた

ちょっと‥‥やめて!

振り切って、保健室から出ていった。
あなた

(うそ‥‥‥)

最低最悪で、大ッキライな黒板君にキスされた。

甘くて‥‥優しい‥‥キスだった。

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